9月はウィーンの新学期!大学の新学期はなんと10月で夏休みはまだまだ続くという驚き

ピアノとヴァイオリン

さて、9月です。新学期です。日本は4月ですが、こちらは9月が新しい学期の始まりとなります。ピアノの生徒さんたちも、徐々にレッスンに戻ってきました。

以前にも書きましたが、ある種の例外を除いて、趣味レベルの子供たちは夏のバカンスの間、ピアノのレッスンもお休みします。6月末にプレゼントとハグを頂いて「素敵なヴァカンスを過ごしてね!それではまた9月に逢いましょう!」なんて感じです。はじめはどびっくりしましたが、今はもう慣れたものです。

そして9月の再会では、2か月みなかった子供たちが、それはもう、5センチくらい背が伸びて、顔なんかも少し大人っぽくなって私がすっかり驚く、というのももう、お約束みたいなものです。

しかしながら、大人の生徒さんが増えたので、夏もぼちぼちレッスンしていたし、去年ほどの変化もありません。子供に関すると、毎秋の驚きは、ヴァカンス中にピアノを(たぶん)全く触っていないにも関わらず、6月に仕上げた曲を「そんなに忘れていない」ことです。結構まともに弾けます。数カ所怪しげなところは私と部分練習を数分やってみると、あら不思議、結構できるものです。これはもう、確実にきちんと頭の中に入っているからできることで、やっぱりやり方は間違ってなかったなあと実感できて嬉しくなります。

さて、ウィーンの大学生はまだ夏休みです。
ウィーン大学同様、ウィーン国立音楽大学もはじまりは10月となります。こちら、なんと夏休みはまるまる3ヶ月でかなりの長さです。ムスメはスイスやスペインに行ったり来たりなので忙しいですが、オーストリアの大学生はまだ夏休みなのです。すごいよねえ。

で、大学が始まったと思ったら、あっという間にクリスマスでお正月!
時の流れが早過ぎて、本当について行けません〜。