昨日お知らせしたように、ここ数日のウィーンのお天気はオーストリアの気まぐれなお天気、Aprilwetterを代表するようなとても狂ったお天気でした。
先週の春日和、20度を越えたかと思ったらあっというまに一桁温度になって曇り空があたり一面に広がり、大雪。大粒のひょうまで降ったかと思えばあっという間に晴れて青空が出て、また曇る、そして寒い、というのの繰り返しです。
毎年4月になると経験しますが、身体がついていきませんね〜。
さて、昨日のクラブハウスには多くの方がいらしてくださってありがとうございました。
次回は各教師のダイレクトメールに送られているご質問にそれぞれピアノ教師が答えていく、というかたちからはじまります。
ピアノに関するいろいろなお悩み、ご相談をうけつけています。
匿名でおこたえしますので、事前にわたしにメールをお送りいただいても、またはその場で質問してくださってもOKです。
公にしたくないご質問に関しては、今まで通り、私が個人的にメールでお返事します。
さて、今日は言うのは簡単、やるのは大変、というテーマについて書いてみたいと思います。
いきなりですが、嫌な人っていますよね。
無神経に人のプライベートなことや、嫌れたくないようなことをダイレクトに言う人。
個人的な関係であれば、もう会わない、自分から連絡をつけない、などで解決できますが(それでも難しいばあいもありますが)
これに仕事が絡むと面倒です。
一例ですが、たとえば伴奏の仕事を頼まれ、相手・またはそのそばにいる人があまりにも非常識だったり、要求が正規の奏法とかけ離れる場合、どこまで許容するかは決して小さな問題ではありません。
特にピアノ人間には真面目な人が多いので、多少嫌な思いをしても要望に応えようとします。数十年の経験を積んだピアニストはそういう嫌な人やふざけた要求は軽く断る技量がありますが、若い人に、これはむずかしい。
それでも助言させていただけるのならば「断りましょう!」
言っている本人は、自分が失礼なことを言っていることに気がついていない場合が100%です。
他人を変えることは残念ながら出来ません。そして、嫌な人はほぼ100%、永遠に嫌な人であって、変わりません。
では、どうすればいいのかというと、簡単です。
離れれば良いのです。どんなにしつこく追われても、逃げる、逃げる、逃げる。
離れる勇気を持つと、ストレスは嘘のように消えてなくなります。
これは言うのは簡単ですが、実行するのは大変だと思います。
しかしながら、断れずに不満を溜め込めないように、病気にならないように、勇気を持ってそういう人からは逃げるようにしてください。嫌な人からは逃げて、あなたのために幸せな時間を使いましょうです。