入試や短期滞在の場合はAirbnb(民泊)がおすすめ、という件

音楽留学のために

簡単におすすめ、と書きましたが「うちにとって」ですので、それはご了承ください。

海外の入学試験や講習会・マスタークラスなどに行く際、宿泊施設が事前に紹介されている場合はそこに泊まれば良いのですが、そうでない場合はどうしたら良いでしょう?

うちは、いわゆる「Airbnb」を利用していました。

会場に出来るだけ近く、安全そうで評価が高く、値段が自分に合ったものを見つけたら、さっそくホストにメッセージを送って「ヴァイオリンの練習は出来るか」を確認します。

これは国によってまちまちで、スイスなんかは結構OKが出る場合が多いのですが、ドイツはガンとして「No」というところも多かったです。酷いところでは、即ブロックされたこともあります。弾けないところに無理やり住み込んで弾くわけでも無いのに、やれやれです。

一方、私たちの経験ではイタリアなどはホテルでも「弾いていいよ」と即答され、「本当に大丈夫なの?」と心配していざ泊ってみると、部屋の周りは盛り上がって大騒ぎしていて、ヴァイオリンの音の方が小さいんじゃないか?ということもありました。本当にお国柄。

しかし、隣の部屋に年配のドイツ人が住んでいたら完璧アウトです。
壁をドンドン叩かれ、怖い思いをしました。でもフロントの男性に言ったら、即、レストランの小部屋をくれて「自由に弾いていいよ」と言われて感謝したこともあります。全て「運」ということもありますが。

私の知人数人がウィーンの民泊に宿泊し、部屋を見せてくれましたが、本当に素敵なところが多かったです。典型的なウィーンの天井が4メートルあるような古いタイプのアパートで、ホテルに住むよりも「ウィーン」を実感できる気がします。ので、結構おすすめ。

ピアノの場合は、まあ、日本ではないのでピアノ付きのホテル、なんてないので、ピアノは入試であれば音大に相談したり、こんなところでブックして借りてみるのも良いでしょう。

しかし、入試の時は当たり前ですが混むので、日本にいる時から予約することをお勧めします。

入試の場合は特に、事前準備が大切です。
ウィーンは東京のように「なんでも手に入る」「お客様は神様」の街では「決して」ありません。
「うそ。。。」と途方に暮れることがたくさんありますので、できる限り情報を集め準備しましょう。