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オーストリア情報
新型コロナウイルス状況
現在の感染者数は1,361人
保険省によると現在(7月18日23時現在)のオーストリア国内の新型コロナウイルス感染者数は1,361人で、前日比で32件減少。これまでに合計19,542件の陽性反応が確認されています。検査件数は743,090件です。
合計98名の方が入院治療を受けています。集中治療室で治療を受けている人の割合は変わらず、現在は11人です。
死亡者数も変わっていません。疫学報告制度(EMS)によると現在までにオーストリアでは685人がコロナウイルスで死亡しています。
本日の日曜日、オーストリアのクルツ首相がマスク着用義務を復活させるかどうか発表します。個人的には復活させて頂きたいですね。
コロナに良いかもしれない鼻用スプレー
ウィーンのバイオテクノロジー企業の製品初期テストが有望視されています。
ウィーンのマリノメド社は、10年前から鼻用スプレー、のど飴、のど用スプレーを販売しています。40カ国以上の患者が風邪やインフルエンザ関連の病気の治療に使用しています。バイオ製薬会社は、それらに含まれる活性物質であるカラゲロースを調査し、「カラゲロースがCOVID-19に感染するリスクを低減したり、病気を治療する可能性があることが前臨床データで示されたことを発表した」としています。これは、細胞培養試験のデータで確認されています。
保護コーティング
その仕組みは以下の通りです。通常、人はSARS-CoV-2ウイルスが鼻や喉から体内に入った後、COVID-19を取得します。カラゲロースは、気道の粘膜に物理的なバリアとなる保護層を形成し、ウイルス感染やウイルスの拡散を防ぎます。その結果、ウイルスの負荷が軽減され、体内の免疫システムがより効果的にウイルスと戦うことができるようになります。
また、600人以上のボランティアを対象とした臨床試験において、風邪の初期症状に悩む患者さんに有効性が確認されました。特にカラゲロースの利点は、従来から知られているライノウイルスやコロナウイルスなどの異なるタイプの風邪ウイルスの感染を同様に抑制できることです。
肺の保護
マリノメドは現在、同じ技術に基づいた吸入ソリューションの臨床試験を計画しており、肺でも使用できる可能性があります。最初の有効性のデータは、今後12ヶ月以内に期待されています。同社は、臨床試験が成功すれば、2021年にはカラゲローズをベースとした吸入製品が発売されることを期待しています。
どんどん新しい新型コロナウイルスと戦える製品が開発されると良いですね。
*写真は9区のレストラン、Das 1090のチーズバーガーです。息子と行きました。ここのバーガーのハンバーグはビーフのミディアムレアです。好みが分かれると思いますが、私は好きでーす!