ピアノのレッスン 親御さんの嬉しいサポート、本当に良い意味で子供にメロメロのお父さんの件

ピアノとヴァイオリン

この夏にレッスンをはじめたお嬢ちゃんは、以前に書いた、いわゆる「教えやすい子」なのですが、まあ、毎週本当に伸びる、伸びる。真似っこが上手なので、初心者とは思えない、素直で適度に脱力できている感じで弾いてくれます。私は初心者の子供の導入には、徹底してノンレガートを教えるのですが、これがまあ、スムーズに行く行く。これが出来て、レガートができたらもう、かなり基礎がつきます。

やっぱり上達のコツは「感動」だとつくづく感じます。

初めて数回のレッスンですが、例えば今日は、1オクターヴのC-Durスケールを試してみました。

非常に単純。ドレミ、と1・2・3の指で弾いて、自然な指くぐりを教え(これも私を真似っこして、すぐに出来る)ファソラシドを1・2・3・4・で弾く。こんな簡単なことなのですが、ドレミファソラシドを弾いてドシラソファミレドと下降を弾く、それが出来ただけで本人、もう、大喜びです。

新しいことが出来た、この「感激」と「喜び」。
たかがC-Durが1オクターヴ弾けただけなのに、これをすごく喜べるというのは、素晴らしいことです。「ワォ、出来た〜」みたいな感じです。この調子で来週はG-Dur、D-Durと広げていきます。

ギロックの「Fog at Sea」も2回目のレッスンで弾けるようになりました。
「子供用の補助ペダル」という文明の力があるので、自分でペダルも押さえられます(まあ、これ、多くは踏みっぱなしなんだけど)初めて数回目のレッスンだとは思えないくらい、なんか、かなりかっこよく見えるから不思議。これが、コツを掴むのが上手な子、なんでしょうが。

今日はお母さんと一緒に、お父さんも同伴して来ました。
お母さんは、お嬢ちゃんが何かできるようになるたびに、一緒に感激してニコニコ、携帯で動画を撮りまくっていてて、それを見たお父さんが、「絶対に来たい」、とおっしゃって、今日は実現した形です。

レッスンを始終、嬉しそうに見学し、何かできると密かに拍手、「ブラボー」とつぶやく姿がもう、お嬢ちゃんにメロメロなのがよくわかります。

狭い範囲ではもう、楽譜も読めるし(ドレミの場所がちゃんとわかる)かなり順調です。
この「感動」と「楽しい」と思う気持ちがずっと続くといいな、そういうふうに教えていきたいな、と思います。来週も楽しみです。