以前にも書きましたが、残念ならがウィーンの「フレンドリー度」の低さはかなり有名です。
確かに、ラテン系の人たちに比べると、知らない外人にわざわざ寄ってきてお世話をしてくれる、なんて、ガイジンであっても、若くてイケメン、もしくは若くてピチピチのギャル(もう、自分で書いていて失神しそうなくらいの死語!!!)以外にはそんな機会はまずないでしょう。スイスやスペインを行き来する、生まれも育ちもしっかり「ウィーンっ子」の我がムスメも、ウィーンに戻るたび大きくため息をつき、「ああ、ウィーンだよ、ウィーン」なんて肩をすくめる感じです。
それでも私は言いたい!
「良い人いる!!!」
もちろん私はここに34年も住んでいて、すっかり土着化しているので、普通のガイジンとはちょっと違うかもしれませんが、今日、朝起きてから、今帰宅するまで、初見のウィーンの人たち(まあ、ほかの州の出身だったりするんだろうが)全員、例外なく礼儀正しく優しく、そしてヘルプフルでした。
朝、修理に来た水道屋のお兄ちゃんも、めちゃくそ愛想が良かったし、そのあとに仕事であったムックリした青年も、それはもう礼儀正しくお仕事も早い。午後にあった弁護士さんも、細かいところまで丁寧に色々教えてくださったし(無料)、スーパーのいつものお姉ちゃんたちも最高にフレンドリーです。
だからね、一概には言えないんです。ウィーン人が愛想なくて、ぶっきら棒で、不親切だって。
そんなことを思ったので書いてみました。なんかね、周りの人たちいい人ばかりですよ。ウィーンも捨てたものではありません。ちゃんちゃん。