オーストリア・ウィーンに移住して最も嫌だったこと/滞在許可申請

オーストリア・ウィーン情報

オーストリア・ウィーンに移住して最も嫌だったこと/滞在許可申請

オーストリアに6ヶ月以上滞在するか、もしくはオーストリアで労働して報酬を得る、などの場合はオーストリアの滞在許可を取得する必要があります。
テクニカルなことについては下にリンクを載せましたので、ご参照ください。

滞在許可申請 過去の経験 恐怖の思い

私がオーストリアに来た33年前の滞在許可申請場所は、今のようにキレイなウィーン市サービスセンター35課【MA35 (Magistrat der Stadt Wien)】ではなく、住む地区の滅びた警察署の建物の一室でした。

私の体験談を書きます。(あくまで『私』の体験談です)

朝早く申請に行くと、すでに多くの人が部屋の前で待っています。
全員、とても暗い顔をしています。
メンバーは(というのも変ですが)当たり前ですが
全員外人。
多くが旧ユーゴ、トルコの人達でした。

押すと番号札が出てくる、古くさい機械が取り付けてあります。
番号札をお守りのように握り締め、自分の番を待つのです。

いざ呼ばれ、ドキドキしながら入室すると、
そこには痩せて、
絶対に笑わない
中年の女性が座っています。
まさに死役所。
こちらが「こんにちは」と言っても、ちらっと見て睨むだけ。

書類を渡すと、怖い顔をして「コピーはどこっ?!!!」
と威嚇する。
「ああああああ〜〜〜、忘れました、てかとってません!必要なんですかっ?」
と言い訳をさせてもくれず、

「退場!!!!!!」
と、ドアを指さす。

4時間待ったのに追い出される。
こ〜んなのは長期滞在者の皆さんのアルアルです。

ちょっとでもドイツ語が聞き取れないと、すごい形相で斜めに構えて睨みつけ、
「はあ〜〜〜〜〜〜〜〜っ?!何言ってるかわかんないし!!!」
とやる。

怖くて氷のように冷たい。
映画で見るロシアか東欧の収容所みたいだと思いました。

これ、今だと想像できないと思いますが本当にあった話です。
今は許されないでしょうが。

滞在許可所の延長は比較的簡単です。
しかし、第一回目の申請はそれはもう、
心臓が潰れる思いで望んだものです。
取れなかったら即帰国ですからね。
人生かかっています。

現在のMA35状態

私は「永久滞在労働許可証」を持っています。
しかしカードの更新は5年ごとに行わなければなりません。
去年その更新をしたのですが、コロナ禍で少し時間がかかったものの、
スムーズに行きました。
いつものようにメールで必要書類を確認し
持参して、受け取りのアポを待つ。

担当は若い女性で、昔のように怖い思いをすることもありません。

それどころか、受け取りに行った時は、
「あなたの担当女性が出社するのは10時なの。
今は9時だから近くのカフェでコーヒーを飲んでいらしても大丈夫ですよ」

なんて、33年前の私だったら感激して号泣するような
優しい言葉までかけてくれます。

時代は変わったとつくづく思うのです。

それでもアドヴァイス

昔に比べればMA 35の対応はかなり素晴らしいものと変わりました。
しかしながら、いやな思いをした、という話をよく聞きます。

彼らは毎日、相当数のドイツ語も英語もおぼつかない人を相手にしています。
かなり努力して親切な対応を心がけている人も見ますが、
それでもイライラして対応が冷たく、不親切な人もいるようです。

その場合、はっきりと
「ごめんなさい、私はこういう場所でとても緊張しているんです。
同じ事を確認しても怒らないで下さい。フレンドリーに対応してくれると嬉しいです。」
というのです。

これ、ききますよ。
私はある違う場所でこれをやったことがありますが
効果テキメンでした。
しかも相手が、「ごめんなさい」と言いました。

このような役所関係事はイヤだとは思いますが
頑張ってやってみてください。
正当な滞在であれば、絶対に許可証をもらえますから。

通常の正規の大学生(バッチェラー)の留学などでなく、
普通と違うパターンで申請する場合、
あなたがきちんと英語かドイツ語で
全ての状況を把握したり表現できない場合は、
お金はかかりますが、良い弁護士さんをつけることをお勧めします。

オーストリア滞在許可申請関係 お役立ちリンク

オーストリアの滞在許可取得についてのページはこちら

日本にあるオーストリア大使館のウェブサイト

在オーストリア(ウィーン)日本国大使館のウェブサイト

ウィーン市MA35(35課)のウェブサイト