ウィーンのサマーアカデミー、オルフェウス2020
8月1日から行われているオルフェウス・ミュージック・アカデミー、連日コンサートが行われていますが、8月9日はミュゼーウム・カルティエの広場でオープン・エア・コンサートが行われました。
プログラムはヴァイオリンだけではなくフルートやテューバ、チェロのアンサンブルと豊かなものです。今年はコロナなので客席は1メートルの間を開けて座ったり、消毒液があっちこっちに置いてあったり、セキュリティーの人もマスクで働いていました。観客も通常に比べるとかなり少なかったです。
それにしても久々にステージで演奏できるのはありがたいことです。3月中旬からずっと舞台で弾いていないので約半年ぶりです。こんなに長く人前で演奏していない事は多分反抗期の10年前くらいです。
久しぶりすぎてかなり緊張していましたが、無事に終了。パガニーニのカプリスを弾きました。
ヴァイオリンはフリッシェンシュラーガー名誉教授の門下生の学生さんたちも立派に演奏しました。許可を頂いていないので写真はアップしませんが、みんな真面目で上手、可愛いお嬢さんたちです。フリッシェンシュラーガー門下では沢山の室内楽を勉強できるのですが、LachnerやFrancaixの美しい曲の数々には心をうばわれます。娘のリザ・マリアも沢山勉強させていただきました。
今日は(8月10日)はマリア・ヒルファーの教会でクライスラー・ガラコンサートが行われます。そこでは勉強したてのパガニーニのLe Stregheを弾きます。お時間のある方はどうぞ。
演奏前、ちょっとドキドキ
今年のステージは屋根があったのが残念。数年前の屋根無しの方がずっと綺麗な絵になったのですが、雨天の事を考えたのかな?
弾き終えてやっと一息。お友達と一緒に。
ほっと一息です。
演奏後はみんなでハンバーガーを食べに行きました。私は家で「半澤直樹」とビールでお祝いしました。
まかなわれたらまかない返す、恩返しでございます。