オーストリア コロナ禍でのウィーンのようす FFP2マスク義務化初日の今日
写真はマルセルの工房に飾ってあったドーラ(シュヴァルツベルク・ウィーン国立音楽大学名誉教授)の写真。
私は彼女のこの写真がドーラらしさがとても出ていて大好きです。
コロナ禍のオーストリア、本日のウィーンのようすをお知らせします。
昨日からスーパーマーケットやドラックストア・薬局・郵便局、そして共通公共交通機関でのFPP2マスク着用が義務つけられています。守らない人は罰金25€(約3,000円)
マスク不足が気になる私が午前中、
近所のスーパに行き、
レジの人に
「FPP2マスクはないの?」
と聞くと、
「売り切れなのよ。
多分午後に入るから
また来てみて」
との答え。
隣にいるおばあちゃんと、
「全く、困ったわねえ」
と、スモークトークをする私たち。
しかし、さすがはオーストリア。
午後には
スーパーマーケットの
Sparでも、Hoferでも、
段ボールにどっさり入ったマスクが
レジに置かれていて、
ちゃんと購入することができました。
左側がHoferで購入したマスク、
右側がSparで購入したマスクです。
いずれも予備はたくさんあるようすでした。
入店時にマスクを持っていない人には
店員さんがマスクを無料で提供。
購入するったって、
一個たったの59セントです。
日本円にして、約74円くらい。
このマスク、本来であれば
6ユーロ以上する代物です。
これを、本来であれば20%の消費税をカット、
59セントで販売する、
ない人にはタダで提供する、
このオーストリアの行動力に
拍手を送らずにはいられません。
黙れ口だけの野党、消えろ右翼、と思います。
(以下自粛)
本当に立派だと思います。
みんながパニックになる機会を
与える事がありません。
みんな安心して買い物することができます。
互いの距離2メートルを保つ、
これは物理的に不可能な場が多いので
実行されていないとは思いますが、
まあ、おおむねOKな気がします。
さて、うちの近くを歩いていて
気がついた事があります。
小売店にてですが、
お店によっては
あらかじめ電話で注文を取り、
配達、もしくは受け渡しをしています。
ちょうど今日、
A4のコピー用紙がなくなったので
文房具店の前を通りかかると、
「配達・もしくはテイクアウトができます」
との張り紙が。。。。
「あの〜、今、あなたのお店の前にいます。
コピー用紙が必要なんですけれど、
売っていただけます?」
と電話すると、
「いますぐドアを開けます」
と感じの良い店員さんがドアを開け、
コピー用紙と領収書をくれました。
現金を渡してディール成立。
Amazonで注文するのも良いのですが、
すぐに欲しかったので助かりました。
みんな、コロナ禍の中、
臨機応変に対応しています。
コロナに慣れてきている、
と言いましょうか。。。
コロナで不自由なことの多い生活ですが
その中でも出来る事を、
出来るだけ、楽しく行動して、
なんとか乗り切っていきたいですね。
みなさま、引き続きご自愛くださいませ