ピアノやヴァイオリン 自分にあった先生/教授とは?冷静に考えて探してみましょう

音楽留学

オーストリアはコロナ騒ぎで大変ですが、ほんとうの話、ワクチン接種者増加しか解決の道はない気がしてきています。オーストリアは約65%という情けないお話。日本の方がずっと高い。そしてスペインなんて、なんと80%という、なんとも羨ましいお話です。

さて、ピアノやヴァイオリンのおはなしに戻ります。
留学先の教授を探すとき、雰囲気や名前だけでターゲットにしていませんか?自分の思い込みだけで盲信すると、後から後悔することにもなるので、冷静に判断できるようになりましょう、ということを今日はちょっと書いてみます。

昔、数人の教授に頼まれ、受験生の顔合わせやオーディションの通訳をやる機会が多かったのですが、そこで驚いたことがあります。それは、初めての顔合わせ(レッスンというかオーディションというか)で、教授が、たいしてレッスンっぽい指導もせず、当たり障りのないことをおっしゃって「フタを開けてみないと、何人クラスに取れるかどうかわからないので、どうかなあ〜」なんておっしゃっている場合が多いのですが(なぜなら出来るだけ言葉も通じて、自分とフィーリングのあった、できれば上手い子を優先して自分のクラスに入れたいので、用心している)

「この教授がいいです。レッスンに感激しました。」
と即答する学生が、かなり多かった、ということです。私から見ると、「どうしてこれで感激するんだろう・・・・教授と会話もしていない、指導も何もしてもらってないのに…」と意味不明なのですが、正直、わからないのと、入れればどうでもいいや、という感じなのだと思います。その気持ちもわからなくもないですが、もっと根性入れて探せばいいのになあ、と残念に思う気持ちがあったことを思い出します。

一方、子供留学で、ヨーロッパに来ただけでクラクラしてしまっているのか、「うちの子、先生のレッスンを受けるたびに、目に見えて上達するのがわかるんです」とおっしゃる、音楽素人の親御さん。私が見ると「そうかなあ、別に変わってないなあ」と思ったし、教授も「別に指導しても、手応えがない」とおっしゃっていて、実際、私だったらこの子ならよその教授の方が伸びるだろうなあ、と思うこともありました。結局数年して門下替えしていましたが、はじめの数年は、もったえなかったんじゃないか、と他人事ながらも思うことが多少ありました。

何が言いたいか、というと、その場の雰囲気やバックグラウンドで興奮して即決するのは、ちょっと待って!ということです。
冷静に判断したら、数年後にめんどうくさい軌道修正をせずにすみます。ゆっくりと考えても遅くなることはありません、大丈夫です。