ハイフェッツ国際ヴァイオリンコンクールのお礼とオーストリアのコロナ情報

コンクール

写真は、これからのマスクの定番となるFFP2マスクです。
今日、Spar(スーパーマーケット)に行ったらなんともう売り切れでした!
薬局で購入するしかないのかしら?

ハイフェッツ国際コンクールでのお礼

まずはじめに、コンクールを見てくださった、オーディエンスに票を入れていただいた皆様、本当にありがとうございました。

世界中から沢山の温かいメッセージと声援をいただきました。とても感謝しています。
娘のオーディエンス票が高かったのが、とても救いでした。ありがたい気持ちでいっぱいです。今後また精進していきます。

娘の演奏中に主催者側のエラーでYouTubeが途切れきちんとみられなかったり、リクエストした曲順と違う曲順で放映され、ストレス満載だったりしたのですが、(事務局はきちんと謝罪してくれた)このコロナ禍でみんなが違う環境で録画していてとても勉強になりました。きちんとした大きなホールを借りて録画した人、学校のホールで撮った人、うちみたいに自宅は流石に少なかったですが。。。。(笑)

今更ですが、録画の際の「こうしたら不利、有利」というのも、なんとなくわかる気がしました。個人的に推してくれる審査員がいないコンクールへの参加はやはり冒険です。欧州では、「コンクールはコンクール」、と当たり前のように言われます。
自分の反省する点については改善に務め、自力ではできないことに関しては、気にしないことにしています。万人の満足のいくコンクールはこの世に存在しません。

規定契約に「結果に対して誰も意義を申し立てる権利がない」とあるのはどのコンクールも同じです。しかしながらコンクールという目標があるので、コロナ禍でもしっかり練習することができました。これはもう、素晴らしいことです。

このコロナ禍、レッスンもなく、コンサートもなく、弾かないで良いと思えばヴァイオリンのケースを開けなくても誰も文句を言わないのですから。

あと、大切なのは当然ですが「規定」を守ること
これはうちには該当しないのですが、ある人は、バッハの2つの楽章をワンテイクで録画していませんでした。多分そのためだと思いますが、ほぼノーミスだった人にかなり悪い点がついていました。現代曲で3箇所くらい、音間違えをしたまま演奏していた人がいましたが、(多分本人は気が付いていない)その人よりもずっと点数が悪かったので、とても気の毒だと思いました。その人の出身国の多くが不満に思い、相当の数のオーディエンス票が集まっていました。

規定を守っていないと文句も言えません。

オーディエンス票といえば、某受験者の票数はもの凄かったです。
演奏前から票が集まり、7000に届きそうでした。ちょっとした街の人口みたいですよね。どうしたらそんな大きな票が集まるんでしょうか?演奏する前から1位状態でした(笑)彼はとても好青年なので、自国でとても愛されているのだと思います。(知ってる子)
娘も250以上いただいて、本当に感謝です。あたたかいコメントもたくさん頂いて、本当に喜んでいました。

今は、次に進むのみです。1位になる人以外、皆同じ立場です。
みなさん、一緒に頑張りましょう〜〜〜!

オーストリア新型コロナウイルス状況 ウィーンよりa

さて、オーストリアの新型コロナウイルス状況について少し触れたいと思います。

以下、ORFのウェブサイトの記事からです。

オーストリアではすでに、数十人のイギリスからのコロナウイルス異変型(B.1.1.7)が確認されています。ウィーン、チロル、ザルツブルクで確認されており、ザルツブルクでは、廃水からも変異が検出されたそうです。

ザルツブルクは、廃水からも変異が検出された最初の州です。1月3日のサンプルでは、約10日間で0%から16%、最終的には54%になりました。これは科学者の分析によると「驚くほど明らか」だそうです。先週末にテストが行われたウィーンの主要下水処理場のサンプルからは、技術的な理由から明確な判定ができなかったそうです。南アフリカの変種は検出されませんでした。

アンショーバー保健大臣は、ウイルス変異型の捜索を拡大し続けることが重要であると述べています。そして一貫して、可能な限りFFP2マスク(上の写真のマスク)を着用し、衛生対策に付着する新しい距離のルールに固執することと述べています。

政府はFFP2マスクに消費税をのせない計画のようです。
オーストリアのマスクに対する消費税は普通20%なので助かります。このような政府の素早い対応はいつも感心します。

みなさま、引き続きご自愛ください!