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ウィーン 新型コロナウイルス(外出制限措置から10日目)
オーストリア 3月25日(水)午前8時(オーストリアリア国営放送ORFコロナ・データのウェブサイトより。毎日午前8時と午後2時半頃にアップデートされます。)
確定症例: 5.282名
回復事例: 記載なし
死亡事例: 30名
ウィーン大学 いつ再開されるのでしょう?
ウィーンの大学が閉鎖されてから2週間が過ぎようとしています。4月13日のイースターまでは閉鎖、となっていますが、その後大学が再開されるかどうかは今のところ決まっていません。先日のニュースでクルツ首相はイースター後も学校閉鎖が続く可能性はおおいにある、と述べています。大学も同様です。
ウィーン大学(音大)の開始は? ここからは私の想像です。
私が部分的に勤務している某機関は演劇やコンサートを連日行っていました。新型コロナウイルスの為、4月13日のイースター明けまで閉鎖になったのですが、昨日のズーム・カンファレンスで6月終わりまでは確実に開かれないと伝えられました。私の勤務するところはウィーン市と関わりのある機関なので、ひょっとしたら公共の機関も最悪6月終わりまで、この状態が続くのではないかと勝手に想像しています。
ただ、大学入学資格試験であるマトゥーラ(ドイツではアビトューア、フランスではバカロレア)は早くとも5月18日に開始されるとなっています。それに合わせて学校と大学も少しづつ開始されるかどうかが、注目されるところです。
ウィーンにいつ戻ったら良い?日本に帰国するべき? 音楽留学生など
いつ欧州・ウィーンにもどれるかとの質問を受けるのですが、もし、私の子供が欧州に留学していて、日本に一時帰国していると想像した場合、私なら渡航させません。10月の冬ゼメスタからか通わせると思います。なぜなら状態はそう簡単に安定すると思えないのでかなり不安です。5月6月に事態が好転するとは到底思えません。欧州は現在、通常状態ではないのです。
同時に、帰国できる学生さんには帰国を進めます。授業もない、何もできないウィーンで不安に過ごすより、ご両親のもとで言葉のわかる日本で休養する方が精神的に良いと思います。緊急事態の場合、言葉が思うように使えない(本人はたとえできると思っていても母国語とは雲泥の差)ところに私なら居たくありません。
オーストリアでの挨拶、こんにちは、さようなら、の後に「Bleiben Sie gesund❣️」が続くようになって早10日です。Bleiben Sie bitte gesund! (健康でいて下さい!)