オーストリア ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のウェブサイト

ピアノとヴァイオリン

オーストリア ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

写真はウィーンの学友協会。堂々として素晴らしい建物です。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のウェブサイト

ニューイヤーコンサートも日に日に迫ってきました。久々にウェブサイトをチェックしたらリニュアルされていたのでアップしたいと思います。日本語もあります。こちらをどうぞ!

オーケストラの団員リストも新しくなっています。
先日書いた、子供の頃おなじ門下だった人が、5人もいます。
嬉しいですね。ここには載っていませんが、去年入団試験に受かった女子も同門だったし、最近受かった女子もウィーン国立音楽大学の卒業生です。(一人の子はまだ卒業してないと思うけど、わからない)こんなに若い知り合いの団員が増えると、段々ウィーンフィルに親しみを覚えてきます。

華やかで美しい楽友協会

そういえば、ウィーンフィルに入団するにはどうしたらいいかご存知ですか?
みんなそれぞれですが、コンマスや団員の個人レッスンを受けて、アカデミーに入って顔を覚えて貰ったりして準備をします。

しかし団員募集が出て応募しても、招待状(Einladung)が来なければプローべ(試験)を受けることができません。近年はウィーンフィルが女性や外人を採用しないのはけしからん、と叩かれる傾向があったので、昔よりは出しているようです。それでもこれを貰うためには外人・女子はかなり努力しないと難しい。まるまるの東洋人は多分、正規メンバーにいないと思います。調べてはいませんが。。。。アカデミーには韓国人の女子が入っているようですが。彼女が後にプローべで合格したら、初のアジア人女性団員!ということになるかもしれませんね。ぜひ頑張ってもらいたいです。
ウィーンフィルもいつの日か樫本大進氏をコンサートマスターに迎えたベルリンフィルのようになることがあるのでしょうか?

コンサートマスターといえば、長年ブロン先生のところで研鑽を積んだ(のちにモーツァルテウムのアモイヤル教授とウィーンとグラーツの教授、クシュニア氏に師事)フェドア・ルディン氏が2019年にウィーンフィルのコンマスに無事合格し、とても嬉しかったものです。

彼はウィーン国立音大で指揮科にも在籍していました。
フェドアのウェブサイトはこちら。多くの国際コンクールで入賞しています。こういう人がコンマスに向いているのでしょうね。これからの活躍が本当に楽しみです。

さて、お待ちかねニューイヤーコンサートです。

ニューイヤーコンサート 2021年の指揮者はリッカルド・ムーティ。
来年はコロナ禍のため、無観客コンサートとなりますが、世界各国に中継されます。準備は整っているようです。大晦日は夜更かしをするので、この午前中の番組を見るのは辛いのですが、今年は難なく起きられそうです。