6月30日を持って、オーストリアでのコロナは終了!

ウィーン生活

久しぶりにオーストリアのパンデミックネタです。今日の写真は、まだうちにたくさんあるコロナの抗原検査セット。

オーストリアは6月30日を持って、パンデミック、すなわちコロナは正式に終了、となります。
もちろんコロナ自体はしっかりあります。でももう、特別扱いはなくなる、ということです。

あーあ、本当に長かったです。ワクチンも何もないロックダウン時代、芸術・飲食・観光関係は特に今後どうなるものか、お先真っ暗状態でした。ピアノ教師も演奏家も、失業オンパレードです。

すべての措置(強制マスク、無料検査、ワクチン接種センターなど)は、2023年6月30日にオーストリア全土で終了する予定だそうです。ウィーンでは、薬局や公共交通機関でのマスク着用義務は2月末まで継続され、検査や予防接種は、引き続き外科などの医療機関で受けることができます。これは、今後数週間のうちに交渉が行われる予定だそうです。

コロナで学んだことも多かったと思います。
あまりにインバウンドに頼りすぎた観光産業。それがなくなった途端に潰れてしまうようなビジネスは見直すべきでしょうし、まずね、手を洗いましょうね、マスクをしましょうね、という習慣が、このヨーロッパに根付いたことは驚くばかりです。

コンサートがなくなるとかそういう事が2度と起きませんように。
しかし、コロナはもちろんまだまだあるので、各自気をつけましょう、ということです。怖い人は人混みに行かない、マスクをする、それを徹底すれば、避けることは充分に可能だと思います。

もう2度とこんな病気が流行りませんように!