第18回ワルシャワのショパン国際コンクール 予選ラウンドが盛り上がっている件

コンクール

日本の皆様も毎日楽しんでおられるでしょうか?

ピアノ・ファンにはたまらない、ショパンコンクールが只今ワルシャワでおこなわれています。
YouTubeでライヴを見ることができます。

現在は予選ラウンドが行われていて、ショパンのエチュードだ、マズルカだ、ノクターンだ、バルカローレだとかファンタジー、バラードなどなどのオールショパン・オンパレードをなんと160名くらいの受験者が演奏しています。

あたりまえですが、誰の演奏を聴いても、この緊張の中、きちんと演奏しています。弾き始める前の指を見ると、みんな微妙に震えていて、こちらまで感情移入、ドキドキして心臓が口から出てきそうになります。約160人、半分くらい次のラウンドに行けるようなので、2人に一人を選ぶような感じでしょうか?いろんなタイプのピアニストがいますが、それでも、画面を見ずに曲だけ聴いていると、流石に安定して上手な人が多いなという印象です。

私も時間のある時は聴いていますが、これをぶっ通しで聴き続ける審査員もたいへんなことです。通常の国際コンクールでは、次のラウンドに行けなかった人は審査員の評価を聞くことができるので、この有名なピアニストたちに聞いてもらって感想がもらえるだけでも、価値のあることだと思います。次に進めなかった人もなんらかのチャンスがあるかもしれません。

しかしコンクール、されどコンクール。きっと上手な人でも次のラウンドに行けないかもしれません。そしてこの人が〜?と思うような人が進む可能性もあります。それでも今後の期待を捨てず、頑張って進んでいってほしいです。どうぞ、楽しんで演奏してください!