これは本当に、学生によってバラバラです。
ある学生のお好みのレッスン時間は、その教授のレッスンの早い時間。
例えば、レッスンが１０時に始まるとすると１０時が良いと言います。なぜなら、人気のある教授ほど学生がゴマンといて、夜になると先生は疲れちゃうから、だそうです。これはうちの娘も同じく。
ある学生は、午前・午後とたくさん練習をして準備ができるので、夕方からのレッスンが最高！だそうです。レッスン後に、もう練習したくないのでそのままご飯でも食べに行きたい！という人もいます。
しかし、本当に学びたい、素晴らしい教授であれば、夜の１１時でもレッスンに行く！というのがまあ本気組の常識です。そんなのありえないわ！という人は、それで良し。
本当に人それぞれです。
教授も色々いて、始めから「あなたは月曜日の３時！」みたいに決まった曜日と時間を与える人もいれば、毎回「じゃあ次は水曜日の１０時ね」なんて具合に変わる先生もいます。
毎回変えるのは、人気のあるかなり忙しい教授に多そうです。
困るのは、遠方から通うのに、直前にレッスンを変える教授。これは本当に罪です。
３時間汽車に乗ってレッスンに来るのに、チケットを買って乗り込もうとした瞬間に電話がかかってきて、「やっぱり明日にしてくれる？」これはもう、巨匠クラスにしか許されませんが、巨匠クラスでも学生はかなり凹みます。。。飛行機のチケットを取ってホテルもブックしている場合は、笑えません。。。。。
これらは音大生のお話ですが、お稽古レベルのちびっこや学生などはもう、絶対にこの日のこの時間が良い！という意思が働くので大変です。
我が門下で人気のあるのは火曜日から木曜日までの学校から直で来れる時間帯です。これはもう、親御さん同士の喧嘩ものなので、私も大体の予定表を立てる、新学期の９月にはかなりナーバスになります。休みがちの子には絶対に良い時間はNGで真面目な子優先になります。
しかし人気がないのが月曜日と金曜日の午後。
月曜日は、週末どっぷり遊んで、いきなり学校とピアノでは集中力が持たない、という親御さんの意見。そして金曜日は子供達のお泊まりのプレイデートが多くあるのと、親御さんが夜はお出かけでパーティ、という華やかな理由でアウトなのです。週末の多くはお誕生日パーティーがあるので、これもアウト。
きょうび、子供たちもお社交で大変です。
さて、あと半月で新学期、今年はどんな具合になるのかな？
ちょっと頭痛い〜〜〜（笑）
