さて、ウィーンもイースター休みに入りました。
学校にもよりますが、みんな１週間から２週間くらいのバカンスです。殆どの私の生徒さんたちは外国に出かけるので、私もバカンス。
と言っても、ムスメが先週から帰国しているので、楽しくワーワー・ギャーギャーとやっています。
彼女の留守の間にお引っ越しをしたので、帰国したら違うアパートに帰る、という不自然なことになったのですが、小さいけれどコージーで音出し自由な環境に喜んでいるので、私も一安心。
しかしまあ、おひとり様暮らしにすっかり慣れた私には賑やかすぎる毎日です。
毎日、年中ヴァイオリンの練習音が聞こえる、というのも数ヶ月ぶりです。
彼女の現在属する学校のクラスコンサートが、ずっとYouTubeでライブで視聴できているのですが、弦楽器や管、ピアノもどれも本当にレベルが高い。こんなことを言ったら笑われそうですが、「え？この楽器って、音程あったんだ！」みたいな感じです。ムスメ曰く「練習するのが当たり前」の環境だそうで、学生達はこの環境で学べることに感謝しているというからこれまた立派だと思います。
食べるものも美味しいし、良い友人もたくさんできて、極楽状態。
なにも余計なことを気にせずに勉強できるって、なんて素晴らしいんだろうと言っていますが、本当です。
彼女の歳になると現実的になって「働く」ことを始める人も多いです。よほどの金持ちの家庭でない限り、定年まで、好きだろうが好きでなかろうが、働かなければいけません。
一度責任のある職に着いたら、お仕事優先、勉強を思い切りできない環境で65歳になるまで働くことになるので、今の幸せを噛み締めて、大切に勉強してもらいたいものです。
あ〜〜〜〜、ほんっとうに、羨ましい！！！
