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オーストリア コロナ外出制限措置から33日目
映画 コンテイジョン
数人の友人が、面白いから観たらいいよー、と勧めてくれていたのですが、1時間以上の映画をちとーっと見るのはあまり得意ではないので躊躇していました。しかし偶然Netflixで見つけて、開いてみたらサクサクとダウンロード出来てしまって、あれよあれよと言う間に結局全部見てしまいました。私はNetflixで見たのですが、この写真はAmazonのものです。YouTubeの有料版でも視聴できると思います。
感想
話の進みが早くテンポが良く、まったく退屈することなしに、気がついたら釘付けで見ていました。なんとなんとー、2011年の映画だとは思えません。出てくる単語がすべて今、私達が毎日聞いているものです。「ソーシャル・ディスタンス」「人間は1日に何千回も顔を触るのよ。」「顔を触らないで!」「手を洗え」「ワクチンができるまで時間がかかる」「接触感染」「マスク」「パンデミック」etcetc…….
映画の感染の方が急速に悪くなるのでコロナより怖そうですが、基本は同じかと。そして人々は政府の対応によってはこの映画のようにパニックになるのだなと思いました。コロナの今だからこそ、この映画を見て面白いと思った所もあると思います。最後も良かった。コロナが怖くてしょうがない人は見ない方が良いかも。逆に、コロナなんてへっちゃらだい、早くかかって免疫が欲しい、なんていう楽天的な人は見ると良いかもしれません。いやー、久々に食い入ってみてしまいました。この監督さん、2011年にすでに今年の事を予知していたのですね。
コロナウイルスに関連するフェイク・ニュース
さて、映画にも出てきましたが、増えてきたのがコロナ関連のフェイク・ニュースです。
「中国から英国に発送された検査キットに新型コロナウイルスが付着していた」とする情報が16日、ツイッターで拡散しされました。私もフォローしている人がリツィートしているのを読んで、「なんとけしからん事!」と思いとても憤慨しました。「でもこれが本当なら国同士の大変な問題になるんじゃないかしら?」とも疑ったのですが、すぐ忘れてしまいました。数時間経ってこの毎日新聞社のウェブサイトをみて、あらまあ、フェイクニュースだわとわかったのです。
冷静に考えたら、あるわけないです。だってこんな事が実際に起きていたら、オーストリアのニュースでも大々的に報道されて大騒ぎ、私の目に必ず入ったはずですから。はやり、何かの記事を見つけた時に、本物かどうかを確認する必要性は絶対ですね。
こちらはオーストリアのクローネン新聞からの記事です。
Facebookは、コロナウイルスに関する誤った情報を見つけた場合、ユーザーに通知をするようになりました。これまで有害な数十万件の投稿が削除されているそうです。やっぱり多いのですね、フェイクニュース。
オーストリア コロナ外出制限措置から33日目 アップデート
オーストリア全土の登録患者の増加率は減少しています。木曜日の朝の時点で、確認された症例は14,416人、回復者数は水曜日に比べて再び増加しています。5063人が陽性、8986人が回復して健康になっています。病院で治療を受けなければならない人の数は再び1000人を下回りました。そのうち238人は集中治療室にいます。死亡者は410人。オーストリアでは14,416件の症例が登録されており、水曜日と比較して増加は0.9%のみでした。保健省アンショーバー大臣によれば、これは「ヨーロッパ全体で最も低い成長率」であり、すべての連邦州の現在の成長率は2%未満ということです。
オーストリアは政府への信頼感もとても高く、この調子で頑張って、少しでも早く元の生活をとり戻しましょう❣️