オーストリア オペラ座パルジファルとなかなか減少しない新型コロナウイルス新規陽性数

オーストリア・ウィーン情報

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オーストリア オペラ座パルジファルとなかなか減少しない新型コロナウイルス新規陽性患者数

Oper verschiebt „Parsifal“-Aufzeichnung
Nach einem Covid-19-Fall im Ensemble setzt die Wiener Staatsoper die Proben zu Richard Wagners „Parsifal“ bis Anfang kom...

以下、オペラが「パルジファル」の録音を延期したという記事が
ORFオーストリア国営放送のウェブサイトに掲載されています。

ウィーン国立歌劇場は、新型コロナウイルスの影響を受け、ワーグナーの「パルジファル」のリハーサルを来週初めまで中断し、予定されていたレコーディングも延期します。そうこうする間、ウィーンでは1,000人以上の新規感染者が報告されています。

キリル・セレブレニコフ演出、フィリップ・ジョルダン指揮の「パルジファル」は4月1日に収録されるはずでした。国立オペラ座によると、新たな録音や放送の日程はまだ未定とのこと。

ウィーン 1,000人以上の新規感染者が発生

ウィーンでは、木曜日にさらに1,000件のコロナウイルスの新規感染が報告されました。(正確には1,019件)市の医療危機管理課の発表によると、この中には303件の事後報告が含まれています。水曜日には229件の報告があり、この日の新規感染者数は1,175人となりました。 また、木曜日にはウイルスによる死亡者が4人出ました。

イギリスの変異株(B.1.1.7)が依然として80%を占めています。また、南アフリカの変異株(B.1.351)については、現在「67件の疑いがある」状態です。
現時点では、陽性反応が出た人のうち49%が検査時に無症状。陽性となった人の感染元の検出率は、現在69%です。

集中治療室患者数は137人

内務省と保健省のデータによると、ウィーンの病院におけるコロナウイルス患者数の減少が記録されています。現時点で病院で治療を受けているのは546人で、水曜日に比べて18人減少しています。

集中治療を必要としているのは137名で、前日より7名減少しました。しかし、週をまたぐと、入院は全体で24.9%、集中治療は13.2%と、やはり大幅に増加しています。