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オーストリア情報
新型コロナウイルス情報
オーストリアでのこれまでの累計確定症例数は24,582人
保健省によると、(8月20日23時現在)によると、これまでの累計確定症例数は24,582人です。合計1,061,437件の検査が行われています。
116人が入院しており、そのうち21人が集中治療を受けています。今までの新型コロナウイルスによる死亡者数は724人。
(ORFは疫学報告システム(EMS)の数値を報告の基礎としています)
オーストリア、職場でのマスク着用義務
みなさんは職場でのマスク着用についてどう思いますか?
私が数日だけ勤務している事務所は非常に小さく、換気もしづらく、多くの人が出入りするので、個人的にはマスクを着用してほしいと思っています。しかしこれは、私の労働時間が短く、基本的にホームワーキングで99%出来て殆ど事務所に行かない私なので言えるのかもしれません。事務所に毎日来ている同僚にマスク着用マスク着用を義務付けることは、彼女にとってかなりきついことだと思う思います。とにかくクーラーが効いてても息苦しいし。これは事務所の大きさや換気状況、人の出入りの多さなどに関係するので一概には言えないと思いますが。
以下の記事は職場のマスク着用義務の賛否について書かれています。ざっくりと訳しましたが、義務化には多くの反対意見があるようです。
オーストリア労働組合総連合(ÖGB)、労働会議所(AK)、経済会議所(WKÖ)、オーストリア産 業連盟(IV)はフランス同様、職場でのマスク着用の一般的な義務化に反対しています。これは、APA(報道機関)が3つのソーシャル・パートナーと実業家に聞いたものですが、全員が予防を重要視しており、現行のルールはうまく機能していました。
「距離の規則や衛生規則などの保護措置が守られていれば、専門家が推奨する健康分野の仕事を除けば、職場でのマスク着用の一般的な義務は現在のところ必要ないと考えている」とÖGBの会長は述べています。
IV事務局長のノイマイヤー氏は、「産業界の企業は従業員に対して責任を負っている」と述べています。非常に早い段階で、産業界の企業は安全対策を強化し、従業員のために、また従業員と一緒に保護措置を講じていたと彼は述べています。
AKとWKÖもマスク着用義務には反対しています。
「一般的に従業員の保護は、構造的・作業組織的な対策、例えばシフトの密集度を下げるなどの対策を先に講じなければならないとされています」とAKのアンデル社長は強調しています。彼女はさらに、従業員のマスク休憩なしではマスク着用の義務はありえないと強調しています。
WKÖ事務局長でÖVP財務スポークスマンのコプフ氏は、企業は予防のために多くのことを行っていると強調し、当会議所では、マスク着用の一般的な義務はあまり考えていないと述べています。