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オーストリア・ウィーン情報
曇り空のウィーン、ショッテントーア付近。毎日寒いです〜。
ウィーンに来て32年 恐れをなくすこと
数週間前に加湿器+空気清浄機を修理に出していました。今はロックダウン中なのでどうなっているのか電話をしてみると、感じの良い事務員の女性が、もう修理は終わっていると伝えてくれました。取りに行くのが面倒なので、家まで配達してくれることが可能かどうか尋ねたところ、タクシーで配送した場合はいくら、郵便で送った場合はいくら、どこを修理してどの部品を新しくした、など細かく丁寧に教えてくれました。明日か明後日にはうちに配達されることとなります。
こんな普通の日常的な出来事ですが、私がウィーンに来たての32年前は到底こんなこともできませんでした。
私はオーストリアに来る前、日本のゲーテ・インスティトゥートでドイツ語を中級まで終わらせていたのですが、いざウィーンに来てみると、訛りで相手が何を言っているのかわからない。ウィーン大学でも凄い訛りで講義する教授の時間は地獄でした。講義はウォークマン(死語)で録音して後から聞けますが、電話は最悪です。特にこういう生活上でのやりとりは怖かったのを覚えています。
それでも時がたち、今はかなりのことが起きても対処することができます。これは住んでいる間にドイツ語が上達したと言う事だけではなく、人とコミニケーションをする際の無駄な恐怖心がなくなった、ということが大きいと思います。語学なんて上達しても限度があります。
無駄に相手を恐れない、ゆっくりと話す、話の焦点をきちんと頭の中で事前に整理しておく、などで普通に対処することができます。無駄な恐怖心は行動力を妨げてしまうのです。
ウィーンはとても寒くなってきて暖房が欠かせない季節になりました。空気清浄機+加湿器は欠かせません。配達が楽しみです。
オーストリア保健・食品安全機関 (AGES)のダッシュボードより
11月24日現在
https://orf.at/corona/daten/oesterreich
- 感染者数+4,135人
- 死亡者数+115人
- 回復者数+5,136人
- 住民10万人あたりの過去7日間の新規陽性発生数は432件
- 累計確定病例数は253,349人
- 現在の新型コロナウイルス症例数は115,850人
- 入院治療患者数は3,863人(+88)で、集中治療室患者数は685(+2)人
- 総検査数は2,901,857人(+20,422)
- 2,408人が死亡
- 回復者数は135,091人
(11月22日23日比)