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ウィーン・オーストリア情報
ウィーンのようす in コロナ禍
オーストリアで新型コロナウイルス患者が始めてから半年以上が経ちました。「コロナ転じて福となる」としたいけど、コロナ前とコロナ禍、ウィーンでは何が変わったでしょうか?
以下、私が良かった、と思うことを少し書いてみました。
ウィーンのコロナ禍で良い変化 5つ
- 自分の健康を気にかけるようになった。
- コロナ篭りで爆太りして大ショック。食事に気をつけ、ウォーキングをして数ヶ月で約7キロ減量しました。体調は明らかにコロナ前より良いです。風邪もひいていないし!
- 公共交通機関などでオーストリア人がマスク着用!
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- 夏の暑い時は苦しくて辛いけれど、すごい勢いで咳をしている人などが嫌だったので、嬉しい。
- 初対面時の挨拶の握手、ハグ、ちゅうがなくなった
- 私は外国在住が日本にいた時より長いので、シーンによっては紹介された途端にハグ、ちゅうの挨拶に何の疑問も持たなくなっていたけれど、いきなり爆握力で握手してくる人や、「げ、この人と握手いやかも」と思うひともたまにはあったのでこれは嬉しい。
- 超巨大団体旅行の消滅
- 観光業の方にとっては大変なことだけれど、住民にとっては世界の文化遺産をゆっくりと楽しめて最高に贅沢な気持ちになれる。でも日本の皆様には、はやくウィーンに来て楽しんでいただきたいです(身びいき)
- 秋からのコンサートの変化/立見席など
- これは夏の市役所前のスクリーン・コンサートでも同様だったのですが、座席の距離があるので本当にゆっくり、邪魔されずに音楽を楽しめます。以前は壮絶なる席の取り合い争いがあり、それだけでも行く気が喪失していました。大きなおばちゃんが睨みをきかせて席を奪いにきます。恐ろしいです。今年の夏は前もって予約席チケットをネットで申し込み、ストレスがなく最高でした。秋からのオペラ座の立見席も同様です。あの壮絶な場所取り争い。かなり嫌いでしたが、この秋からは席がきちんと用意され、値段も同じ。
悪い変化は書いていて悲しくなるのでやめましょう。
下に書いたように、オーストリアででも新規感染者は増加の傾向があるのですが、観光客は確実に戻ってきています。もちろん3月以前の様に、とはいきませんが、見る限り中心地であるシュテファン寺院やケルントナー通り、昨日もアラブ人のグループや欧州内からの旅行者をたくさん見ました。馬車もブンブン嬉しそうに走っておりました。このまま持ち直して欲しい気持ちでいっぱいです。
6ヶ月経っても私の直接の知り合いや、知り合いの知り合いにコロナ患者は出ていません。
油断するのも良くありませんが、普通に衛生面に気をつけて暮らしていきたいです。
オーストリア 新型コロナウイルス状況
新規感染者は4月以来の高い増加
保健省によると(8月29日23時現在)現在新型コロナウイルス感染中の人は3,386人。
金曜日以降、394人の新規感染が確認されており、4月のロックダウン以来、高くなっています。
累計確定症例数は26,930人、今まで1,160,743件の検査が実施されました。
入院患者数114人、そのうち30人が集中治療を受けています。
これまでの死亡者数は726人。
(ORF.atは常に疫学報告システム(EMS)の数値を元に報告しています)
現在の数値、グラフィックなどの情報はこちらでみる事ができます。 ORF.at/corona/daten