音大生も、ピアノの先生も、誰でも彼でも、人と比べるのをやめたら人生勝ったも同然のお話

ピアノとヴァイオリン

口を開けば、現状に対する、他人に対する不満ばかり。「あれをしてくれない」「これをしてくれない」「ああ、あの人はずるいな」「悔しい、羨ましいな」

私もこんな感じでした。
だって、この世の中、音楽の世界だけに限らず、不正や不公平も多いし、正しくないことも平気で横行します。

「どうして、あの人の場合はOKでうちはダメなわけ?」

みたいなことは、日常茶飯事です。特にこんなファジーな国に住んでいると、もう、わかりやすい、醜いことも、結構おきます。

しかしね、ある日私は思ったのです。
私がどんなに不満をお友達にぶちまけても、なーんにも変わらないのです。基本、他人は変えられない、です。

それにそんな不満不平を聞かされる人の身にもなってください。嬉しいですか?人の不満や悪口を聞くのって。楽しくないですよね。呪いの言葉でもう、そこらへんドロドロしちゃう感じです。

ここ数年、歳をとったせいか私は随分と変わった気がします。娘は私よりもメンタル面を研究するのが好きなため、「アレはすべきでない」「コレはやるべき」みたいな事を読んだり、経験したりしてきたので、娘からの情報も沢山あります。

で、結論。

単純な事ですが「人と比べない」です。

Twitterで、あるピアノの先生が素晴らしい事を書いていらっしゃいましたのでシェアさせて頂きます。それは、

「自分の居場所があれば、人を羨んだりしない」という事です。

この「自分の居場所」がないから、または「自己肯定感」がないから、人と比べてしまうのです。

自分の居場所、とは、必ずしも目に見えた「成功」ではないかもしれません。コンクールの賞歴でもないし、いくら稼いでいるか、でもない。

私が思うに、「自分が幸せだなあ」だと感じている事です。まあ、簡単に言えば感謝の気持ちなんでしょうか?

「そんなの無理だわ。私は不幸のデパート。無理無理」

と思う方に、良い方法があります。どこかで聞いたのですが、どんな小さなことでも良いのです。「ラッキーだったな!」とか「嬉しかった」と思うことを寝る前に箇条書きで書くのです。

が落ち込んでいる時に、これをやらせたらてきめんでした。かなり幸せな気持ちになれたと言っていたのでオススメします。

小さなことで良いのです。たとえば、
「カレーライスが美味しかった!」とか「道で可愛いワンちゃんに出会った」とかそんな事です。

小幸感を見つける癖をつけると、暖かい気持ちになって、「あーあ、あたしってばめちゃめちゃ幸せ!」と思えるようになります。

これもどこかのYouTube出たのですが、苦しい思いをして、我慢して成功するのではないそうです。幸せな人にしか成功はやってこないそうです。

てことは、人と比べたり羨んだりしているのは時間の無駄です。今日から沢山、ちっちゃな幸せを見つけて、自分の居場所を見つけましょう!