ピアノやヴァイオリンと関係ないですが、これから物価がガンガン上がりそうな予感のウィーンから

ウィーン生活

私は常時、ピアノやヴァイオリンが防音工事なしで思い切り弾ける物件を探しているのですが、その物件探しで感じることはやはり、家賃も光熱費も、何もかもこれから益々、ガッツリ高くなるよ〜という話です。

ちょくちょく書いていますが、戦争のせいかどうかは知りませんが、ガス・電気代の値上がりは異常です。

私の住処は、100平米ちょっとのアパートなのですが、今までの光熱費(ガス・電気代)は月に175ユーロでした。それがまあ、次回からは250ユーロになります。ざっくり換算すると3万円です。こんなにいきなり増えて良いわけ?月々支払い、年に一回メーターを見て調整し、足りない分は払い、多く払った部分は返金してもらうシステムですが、前回の調整では、うちはしっかり8万円くらい取られました。

家賃だって、コロナ禍は法律で賃貸値上げを抑えられていたのですが、今はコロナは過ぎちゃったことになっているので、大体これまたざっくり、グロスで1万5千円以上増加しました。もうね、すごいですよ。私と娘しか住んでないのに、家賃がいきなり20万円!どこの金持ちだよ、って感じです。まあ、円安もあるんですが、日本円にするとゾッとします。

物価が上がったやなんだかんだ言っても、日本からの音楽留学生のおうちの大半はこちらの一般人と比べると、実際、かなりのお金持ちです。楽器によるけれど、ヴァイオリン・ピアノで貧乏人はいません、と言っても過言ではない。というか、お金ないと来れないのが現実です。だから今後留学したい人達がそんなに心配することもないと思うのですが、現地に住む人は本当に大変です。本当にみんな、どうやってこれから生活していくのかしら、と思います。

更にじわじわと、色々な物価が上がってくると思います。

全く、この世の中どうなっていくのでしょう?本当に驚きの目で毎日過ごしてしまいます!パンデミックだけはこの不景気を増長させるので、しっかり対策をして貰いたいですし(インカミングに頼るのはもう、本当にやめてほしい)何よりも平和な2023年になって欲しいです。