自分の軸をもつことの重要性 ピアノのお月謝を例に勇気と平静さを持てると幸せな件

ピアノとヴァイオリン

先日、某ピアノの先生とおはなししていて、その方が「自分の軸を持つことは大切」ということをおっしゃっていて、本当に納得!と思ったのでシェアしてみたいと思います。

先生曰く「軸を持っていればどんなに作動しても倒れない」だそうで、「自分はこうである」「こうしたいんだ!」という軸があればなにごとがあっても揺れない、ということです。

具体例を挙げると、ピアノのレッスン料(いきなり現実的ですが)
その先生は子供であろうと大人であろうと、時間制にカウントしていて、レッスン料はどのレベルも同一にしているそうです。

私も同じなのですが、別に深く考えたことはなく、私は子供を教えるのも大人を教えるのも私にとっては同じ労力であるので、進度などは私にとってはまるで関係なく、同料金にしています。うちの子は小さいから安くして、と言われたら堂々とお断りします(笑)

しかし、日本は違うようで、バイエルならいくら、ツェルニー30番ならいくら、という方式が多いそうです。だからこの先生のようなレッスン料金システムは珍しいのだそうです。

で、何が言いたいのかといいますと、レッスン料がどのレベルでも同一の方が良いとか悪いとか、そういうことを言いたいのではなく、自分が何に対して、いくら受け取ると言う彼の方式に、その先生は「自分の軸」を持っていらっしゃると言うことです。言い換えればはっきりとした意見を持っている、ということです。

年齢や深度によってレッスン料を変える先生の中で自分の軸を持ってやっていらっしゃる方もいらっしゃると思います。

大切なのは、なぜ自分がそうしているか、きちんとした考えを持って述べられるかどうかだと思いました。「多くの楽器店がこうだから、周りの人がそうだから私はそうしたい!」そう思い、自分に合っていると判断して行なっているのであれば、それはもちろんOKだと思います。大切なのは軸の内容ではなく、自分の主義を持っていることです。

これはただの一例ですが、生きるに当たって(大げさですが)、自分の中に、いくつかの「ゆずれない軸」と言うものを意識して考えてみるのも良いかもしれません。
何かを選択する時、しなければいけない時、自分の軸は何だったか振り返って考えてみると結構簡単に結論が出る、ということもありそうです。軸がしっかりしていれば、ちょっとやそっとのことで倒れません。これは良い言葉だと思いました。

いちど「自分のゆずれない軸」について考えてみると興味深いかもしれないので、今日のオススメです。