留学するのにいちばん大切なことはなんでしょう?それは「食事」さあ、何を食べよう!!!

音楽留学のために

*パン屋さん、DerMannのチーズケーキシュネッケ。美味しいけれど、こんなものばっかり食べてたらだめ〜(と自分に言っているワタシ)*

昨年から娘の行動範囲がウィーン・スイスだけでなく、スペインにも広がり、海外滞在が非常に多くなっています。
そこで、もちろん1番大切なのは本業のヴァイオリン(楽器)ですが、それはさておき、何よりも大事なことは「食事」です。「食事」が疎かになればすぐにそれは身体に現れ、精神も乱れてきます。だから「食事」は大切です。

知らない土地に行って、新しい環境。言葉も違う。毎日が緊張の連続で、あっという間に時間が経ってしまう。気がつくと「あれ、ランチ食べてなかった」なんてことも起きます。これは要注意です。

ムスメは食いしん坊なのですが、それでもそんなことが起きるので、きちんと食事を取るようにアプリを入れて、何を食べたかチェックするようにしているそうです。これは良い考え。幸いなことにマドリードは食事の質も良いし、美味しいものがたくさんあるそうです。そしてウィーンよりもお安いらしく、かなり満足できる食生活を送っています。

手軽なところではまず、果物と野菜を確保。
朝食のメインはミューズリーですが、これも甘いグラノーラみたいなお菓子風のものではなく、オートミール、いわゆるエンバクを用意します。それをヨーグルトや豆乳でフルーツをインして頂く。時にはパン屋さんで出来立てのパン・オ・ショコラとカフェオレなんてのもあるそうです。

ランチはスペインに限らず、学食があるのでそこで済ませるのも経済的におすすめです。ウィーンにはたくさんのメンザがあるので、試してみることをお勧めします。一日一回は暖かいものが食べたいです。

今日、日本からの留学生さんと話していて思いついたことです。

日本にいると気がつかないかもしれませんが、日本の食事のクオリティはめちゃめちゃ高いのです。
そして便利でコンビニに行けば美味しいお弁当やスイーツが食べられる。一人暮らしの人用に、一人前の美味しいものが手軽な値段で手に入るのです。しかししかし、例えばウィーンなんて全然違います。

まずコンビニというものが存在しない。「お弁当」なんてものも売っていません。まあ、最近は似たようなものがありますが、日本のそれとは内容も満足度も値段も全然違うのです。

さて、それでは留学先、例えばウィーンでは何を食べたら良いのでしょう?

お金があるのならば、ご実家から食材をガンガン送ってもらうとか、こちらにあるアジア専門店で高い値段で食材を購入する手もあります。でも、そうでない場合は、現地で「美味しい」とされているものを試してみるのもいいかもしれません。

ここウィーンで、日本のようなふわっふわの厚切りトーストを簡単に購入するのは難しいですが(スーパーに売っている小さな乾いたポソポソのトーストを買うと、日本人は悲しくなる。。。。)パン屋さんで焼きたてのゼンメルパン(日本でいうカイザーパン)を買って美味しいチーズやちょっと高いプロシュートと一緒に朝食にする、など、逆に日本で食べられないようなウィーン、その現地特有のものを楽しむ、というのはお勧めです。

食事は、お金をかけなくても工夫して「どうやったら美味しくなるかしら?」と研究してみると、実はお財布にやさしい、健康的な最高の楽しみだったりするのです。全ての基本は食事から、楽しく美味しいものを探して留学生活をもっと豊かにしてみませんか?