オーストリア・ウィーン 外国での子育て バイリンガル教育/うちの場合①

バイリンガル 外国での子育て

今日の写真は先日の私の誕生日での夕食。長男・長女と共に。以下の記事は前に書いたものですが、あーっという間に時は過ぎ、娘はウィーンの大学院とスペインの学校、息子はフランス語を生かした職場で頑張っています。時間が経つのは本当に早いです。
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オーストリア 外国での子育て バイリンガル教育について

バイリンガル、というのはちょっと違うなと思いつつ、子供達の語学についてご質問を受けることが多いので、ほんのちょっと、断片だけですが、書いてみたいと思います。

今日のテーマは「多国語の中で子供を育てる」

うちは別に、バイリンガルや多国語教育、その言語方面に全力を尽くしてやってきたわけではないので、参考になるかわかりませんが、たまたま外国に住んで、子供ができたらこうなった、という感じです。

私は生粋の日本人。
子供がどんな環境で育とうと、子供と日本語以外で会話する、というオプションはゼロでした。

考えてみてもください。
オーストリアの言語はドイツ語。ここで育てば子供の方が絶対的に
私よりドイツ語が上手くなります。いつか喧嘩をした時に、子供に言語で負ける、ということはあり得ます。

これは絶対に避けたかった。(笑)

よって、子供がどんな環境にいようと私は子供達と日本語だけで会話しました。ドイツ語で話しかけられても、無視。
日本語で改めて聞き返し、日本語だけで会話するように仕向けました。

すると、子供達も「ああ、この人とは日本語だけ話す感じなのね」、と頭の中にインプットされ、私や私と同じような顔をした(日本人)とは日本語だけで話すように自然となったのです。

そして加えて書きたいことは、親が話せない言葉を使う学校に
子供を入学させた後の大変さです。

簡単に例を挙げれば、日本でタレントさんが、自分のお子さんを
インターナショナル・スクールに通わせる。外国人としてある国に住み、そこの学校に子供を通わせる、みたいな場合のことです。

「子供は頭が柔軟だから語学なんてすぐに覚えるわよ」

こういう人は多いですが、残念ながら、これはないです。あり得ません。子供は大変なストレスを持って、それでも必死で学んで学習するのです。

学校に放し飼いにして苦労なしに習得すると思ったら大きな間違いで、子供は本当に大変なのです。

まずは息子をウィーンのフレンチスクールのリセ・フランセ・ドゥ・ヴィエンナの幼稚園に入園させたところから次回書いてみます。

お付き合いいただけると嬉しいです。

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