オーストリア コロナの聖金曜日とデリバリーサービス(外出制限から26日目)

オーストリア・ウィーン情報

目次

オーストリア コロナの聖金曜日(外出制限から26日)

今年のウィーンの聖金曜日

今日は復活祭前の金曜日、ドイツ語で言うKarfreitagです。イースターはクリスマスにつぐ大切な行事なので、通常であればあちこちにイースター市場が開かれて可愛いうさぎの置き物やお花が売られて春らしい雰囲気に包まれます。しかし今年はご存知新型コロナウイルス騒ぎで、これらすべてがなくなりました。クルツ首相も色々なメディアで、「イースターだからといって、人を訪問してはいけません!」と強く発言しています。イースターには実家を訪れてみんなで食事団欒というのは当たり前のことで、キリスト教でない私には変化がありませんがおじいちゃん、おばあちゃんはがっかりした思いをしていると思います。でもうつって死んでしまうよりは良いので、今年は我慢です。さて、信心深い人は金曜日にお肉は食べないのですが、聖金曜日は特にお肉を食べません。魚を食べます。だから通常であれば、おかしな話、アジア店のお寿司屋さんが混んだりします。さて、お寿司といえば…。

レストランのデリバリーサービス

新型コロナウイルス外出制限措置が出た頃から食事のデリバリーサービスは許可されていました。しかし、「レストランの中に隠れコロナ患者がいたら…」と多くの人が心配をし、あまり需要はなかったようです。しかし26日となった今、さすがにみんな自炊にも飽きてきたようです。うちもそのひと家庭であります。日本語の掲示板で大好きな日本レストラン「火鶏」さんがテイクアウト・デリバリーのサービスをなさっていると言うことで、お願いしようと思ったところ、うちの区はデリバリーの地域に入っていなかったことを悲しいながら発見。テイクアウトも(断じて公共交通機関を使わないことにしている)歩くのはちょっときついので断念。

調べてみたら近くのアジア屋がデリバリーサービスを介してゲット出来ることを突き止め、頼んでみました。

デリバリー会社

私が使ったのがこれです。携帯のアプリもあります。

デリバリー会社 mjam

まず、注文したいお店の所に行って(ウェブサイト内で、もちろん)料理を選び、支払いはオンラインです。私はその昔、オレンジ色の会社のデリバリーサービスを使ったことがあるのですが、ピザが来るのに2時間、しかもめちゃめちゃに冷たいものが来て二度と頼むかと思ったので、その会社はここに載せません(w)

オンラインで注文して30分以内に「鮭寿司セット3つ」「アボカド巻き1つ」「キムチ」がさっくりと届きました。商品がいつお店を出たか、などアプリに現れて追跡することもできます。そしてコンタクトレスのデリバリーに徹底されており、配達人が建物入り口のボタンを押して建物内に入ると、家の前に商品を置いてさーーーーーーーーーーーっと消えます。これは素晴らしい。食べ物を手渡しする事によって1メートル以内に近づき、会話をする(たとえ、「ありがとう」という言葉であったとしても)機会は完全に避けられます。この方法はかなり気に入りました。

さて、お味。

私達が注文したお店は「なんちゃって日本のお寿司」屋さんで日本の方から見れば、えーこんなのー?と思われるかもしれないのですが、私も娘のリザ・マリアも1ヶ月以上は軽く外食をしていなかったので死ぬほど感激しました。食べている間に何回、「おいし〜❣️」と叫んだことでしょう。本当に美味しかったです。ちょっと高かったけど、許す!

Amazon 大人気

早朝から起こされました。何かというとAmazonの配達です。オーストリアではまだ食料品・ドラックストア以外のお店の営業は許可されていません。よって、PCのトナーがない、とかなるとお手上げです。子供の学用品も然り。そんな時に頼りになるのがこのAmazonです。私も最近、ご存知パンツのゴムパンツのゴムと娘の本、Wifi強化のアダプターを注文しました。

Sponsored Link

オーストリア 新型コロナウイルス アップデート

昨日時点で検査を受けた人の数は126,287人、完治した人は5,240人、亡くなった人は295人です。前日のデータと同様、比べると新たに陽性になった人の数よりも完治した人の数の方が多くなっています。素晴らしい❣️現在の(4月10日09時現在)患者数は13,306人です。油断は禁物です。

今日も素晴らしい日になりますように!