住むのにクオリティーの最も高い街はウィーン(しかも数年連続)

ウィーン生活

昨日は「ウィーンは世界で最も不親切な街のひとつ」という悲しい記事を書いたので、今日は良いところを書いてみようと思います。

ウィーンはもう何年も「居住するにあたってとてもクオリティの高い街ランキング」に名を挙げているのです。

これは、犯罪や物価、教育や自然の多さなどを考慮して選ばれるそうですが、まあ、そうかな、と思うところも多いです。

長年住んでしまうと、特に実感はないのですが、建物とか綺麗。
写真で見て、「ああ、こんなに美しいのね」と思うくらいです。美術館も充実しているし、芸術においてオペラ座も立派、楽友協会の音響など、さすがに頷けます。

犯罪面でも、ウィーン、ザルツブルクは他の大都会に比べればかなり安全です。
もちろん日本にいるときの様に、自分の身体から荷物を離せば置き引きにあいますが(海外のデフォルトで身体から離した時点でもう、『はい、差し上げます』)普通に用心していれば変なことはそうそう起きません。私が娘を留学させるのであれば、オーストリアの都市であればかなり安心できます。

やはり素晴らしいのは教育面でしょう。
貧乏人でも頭が良ければ医者にもなれるし、弁護士にもなれます。
ただ、今はあまりに希望者が多いのでどの学部も殆ど入学試験があり、医学部・法学部などは簡単には入れませんが、日本や英国みたいに目が飛び出るような授業料は存在しません。オーストリア人、EU国籍の人達の年間授業料は1万円以下です。そのほかの外人でも10万円しないんじゃないか?調べてないから知らないけど(すみません)

医療費もきちんと保険に入っていればほぼ無料。もちろん、稼げば稼ぐだけがっぽり持っていかれますが、『医者を選ばないのなら』手術だってしてもらえます。
出産なんて基本ただみたいなもん。

(でもまあ、高給取りがかなり税金を払っているから、これだけの見返りがあるのです。たくさん稼ぐ人が損をする国、それがオーストリア)

それと個人的なことですが、私にとってのベスト3は以下のとおり。

1. 地震がない(あるけど日本みたいなのはない)
2. ゴキブリがいない(ウィーンでGが出るのは相当汚いです。出ても小さいはず)
3. 台風がない

で、私もここで老後が暮らせて超ラッキーと思って感謝しつつ、毎日を送っております。