久しぶりですが、ウィーンの新型コロナウイルス対策についてアップデートします。

ウィーン生活

さて、かなり久しぶりに、ウィーンの新型コロナウイルス対策についてアップデートしてみたいと思います。ドイツ語のわかる方は、ウィーン市のウェブサイト、こちらをどうぞ。

さてさて、4月16日からど〜んと規制がゆるやかになりました。

まず、FFP2マスクが義務の場所は、
・生活するのに必要な商店内(食料品とかドラックストア)
・健康に関する場所(病院とか薬局)
・公共交通機関やタクシー内
・役所内
です。

飲食店での規制はいっきになくなりました。これは結構すごいことかもです。
いわゆる、2G(ワクチン接種証明、回復証明)や陰性テスト結果を掲示する義務も無くなりました。

薬局、食料品店、銀行、郵便局、ガソリンスタンドなどにおいて、顧客と従業員、双方に対するFFP2のマスク義務は引き続き有効です。

普通のお店(ブティックなど)身体に接するような美容院などのサービス業(医療分野を除く)でのマスクの着用は、もはや義務ではありません。

イベントやコンサートにおいても制限がありません。
500人以上のイベントのみ、COVID19の予防コンセプトが必要となります。

そのほか幼稚園や学校などの規制も緩和されていますが、省きます。

ワクチン接種の掲載されているグリーン・パスの有効期限は、ブースター接種後365日まで延長されます。

PCR検査と抗原検査については、4月1日以降、1人当たり5回のみ無料となります。疑いのある場合などのテストは、無制限に受けられます。ウィーンでは、PCR検査の結果は48時間以内、抗原検査は24時間以内が有効です。

陽性になった場合の自宅隔離の問題ですが、ウィーンでは自宅隔離の短縮はありません。自宅隔離は一律で10日間適用され、終了の48時間前に無症状であれば自動的に終了します。5日後に無料テストが可能です。CT値が30以上か、検査が陰性であれば検疫は終了します。

やれやれ、です。コンサートなど、通常通り行われるようになり、日常が取り戻されます。私は娘のコンサートで、3日間だけスイスに行ったのですが、スイスではスーパーでもどこでもマスク着用の義務は無くなっていました。団体客は流石にいませんでしたが、ちらほらと東洋の観光客が戻ってきていました。

もちろん油断は禁物ですが、これ以上の変異株が現れないことを心から祈ります。まだまだ大変だとは思いますが、日本からも昔のようにウィーンや欧州に来ることが、気軽にできるようになりますように。そして今年の暮れはうちでまた、クラスコンサートを開くことができますように、切に祈ります〜。