ウィーン国立音楽大学 ヴァイオリン教授試験ライブ放送

音楽留学のために

ウィーン国立音楽大学 ヴァイオリン教授試験ライブ

通常、ウィーン国立音楽大学の試験はすべて公開で行われます。しかしこのコロナ禍、ライヴで行われることとなりました。本日、11時より行われています。下のリンクはすぐに消されてしまう可能性があるかもしれませんが、とても興味深いのでおすすめです。

まずは、候補者は約30分の演奏を披露します。それから2人のタイプの違う学生のレッスンをします。そのあとは候補者とジュリーの教授達と面談となります。通常であれば学生も数人採点に参加します。

*残念、やっぱりライブのYou Tubeは即、削除されてしまいました。まあ、当然ですね。

毎回、色々のタイプの候補者が来ます。しゃべりばかりが多い人、演奏が上手い人、自分ばかっかり弾いている人。着ているものでも蝶ネクタイの人、ジーンズの人、センスの良い人、と色々です。これらをチェックするだけでもその人の教師をいうものの捉え方が目に見えるようで非常に興味深いです。

なお、応募した全ての人がこのヒアリング(試験)に呼ばれるわけではありません。まず、どこかの大学で教えた経験がなければいけません。そして世界的に有名なヴァイオリニストでも書類で落とされる事があります。だから呼ばれた候補者はラッキーです。しかし実際に採用されるかどうかは別のお話です。

今、5時現在教えている候補の人はJan  Talichという人の様ですがヤナーチェクのソナタも良かったし、バッハのルーレの指導もわかりやすく謙虚な物腰がとても好感を持てました。明日の候補者も楽しみです。

あなただったら誰に習いたいですか?