ピアノのレッスンと日本の音楽教育が最高なポイントはドレミのおかげ、の件

ピアノ塾

日本人はたぶん誰でも、音楽を専門にしている人でなくても、「ドレミ」ってなんだか知っていると思います。「ドレミ」はほら、「ドレミの歌」とかあるし、それに「ど〜れ〜み〜」って歌える人も多いと思います。
これは皆さん、ご存知ないかもしれませんが、素晴らしいことなのですよ。

ドイツ語圏でこの「ド・レ・ミ」は「ツェー・デー・エフ」と読みます。
音大に進んだ人は誰でも知っていると思いますが、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」は「C・D・E・F・G・A・H・C」で、読み方は「ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー・ツェー」です。

フランスでもイタリアでも多少発音は違っても、基本は「ドレミ」です。英語圏ではドイツ語に似ている「C・D・E」で英語読みです。「シーマイナー」とかよく聞きますよね。

さて、何をいいたいかというと、実はこのドレミ、歌うのに最適なのです。
そしてこのドレミを用いる国では、普通の義務教育の学校で読譜を学べたりするのです(残念ながら全ての学校ではないのですが)

実際、日本の学校では、きちんと「音楽の授業」があって(音楽の授業がない国は結構ある)多くの人が楽譜を読むことができて、楽譜を見ながら歌ったり、それこそリコーダーなどを演奏したりすることができるのです。

これ、オーストリアを例に挙げると、一般的ではないのです。

普通の人が楽譜が読めないのは当たり前だし、日本の学校のように、すごい量の楽器を演奏したりしません。ちゃんとした私立でもリコーダーがせいぜい。それも本当にちょーっとだけです。日本は鍵盤ハーモニカだの、アコーディオンだの、カスタネットだエレクトーンだ、本当にたくさんの楽器をきちんとした音楽室で、音楽の授業で弾かせてもらったりして、これはもうすごいことです。

オーストリアはドイツ語圏ですが、私のレッスンでははじめにドレミを覚えてもらいます。
音符なんて、ドレミファソラシの7つしかありません。その繰り返しなので、この7つの言葉を習得するのは、アルファベットを学ぶよりずっと簡単なのです。そして楽典やソルフェージュ上便利なので、追ってドイツ語での音名も教えますが、習得するのは本当に簡単です。

ドレミは歌うのに最適、という例として、チョウチョの歌です。
これをドレミで歌ったら、「ソミミ〜、ファレレ〜、ドレミフア、ソソソ〜」と簡単に歌えますが、これがドイツ語だったら、「ゲーエーエー、エフ、デーデー、ツェーデーエーエフ、ゲーゲーゲー」ってなるわけで、これ、歌いたいですか?
やっぱりドレミの方がしっくりと歌いやすいですよね。

ドレミはとても素晴らしいシステムです。覚えるのも簡単、歌うのも簡単です。
ここに来るまで考えたこともなかったですが、日本で音楽教育を受けたことは、とても得をしていることなのです。