海外のマスタークラスに持っていくもの。私たちのミニ・トランクの中には何が入っている?

ピアノとヴァイオリン

大切なことではありますが、オーストリアのコロナの話ばっかりでちょっとうんざり、というお声も聞こえてきそうです。私ももう悲観的な想像をしたくないので、ちょっと今日は違うお話を。

もちろん、今は気軽に海外にマスタークラス参加や短期留学、なんて想像できないことは百も承知ですが、それでも旅を夢見ても良いではないですか。今日のお題は、「私や娘がマスタークラスに持っていくもの」です。色々な方がいらっしゃると思いますが、あくまでうちの場合です。持っていくと便利!というものがあったら、Twitterで教えてください。

まずは、これだけあったら、最低絶対に移動は出来る!というもの5つ

まずは絶対マストはパスポート
これはなければ話になりません。コピー、または嫌でなければ、クラウドに保存しておくと便利です。

そして、今は欠かせない、ワクチン接種証明書
オーストリアであれば、新型コロナウイルスのワクチン接種証明の黄色い小さなノート。もしくは各国で発行されている、ワクチン接種証明のデーターを携帯に入れて持参。
残念ながら、欧州の多くの国ではこれなしてはレストランに入ることもできませんし、多くの面倒が起きます。

そしてもう、これも残念ながら必須になってしまいました。
欧州であれば、FPP2マスク。これは多くの公共交通機関や施設で着用マストになっています。

お金について
以前は、通貨の違う国に行くときは幾らかの現金を持って行ったのですが、今は全て携帯のApple Payで済ませます。
それでも多少のユーロ現金はあった方が安心かも。デビットカードと携帯のApple Payがあれば安心なので、本当に便利な世の中になったと思います。

フライトチケット、汽車のチケット
これはやっぱりマストです(笑)

ここからは、私がやっぱり必要だと思うものです。

保険証明書
オーストリアであれば、グリーンのカード。怪我や事故、ないに越したことはありませんが、一応ね。

そして、マスタークラスに参加するために必要なものをざーっとあげます。

楽譜
当たり前ですが、自分用のもの、教授用のコピー、伴奏譜(これはもう、絶対に必要です。ピアニストが全ての伴奏譜を持っていると思ったら大間違い!マイナーな曲の楽譜は事前にPDFファイルで事務所に送り、当日はきちんと製本したものを、お渡しするのが礼儀です。これ、やらない学生がなんと多いことか(涙)!!!常識中の常識です)

譜面台
宿泊先で練習が可能な場合、これがあるとないとでは結構違います。持っていかない人もいますが、別に軽いのでうちはいつも持参します。

ドレス
大抵の場合は終了コンサートがあります。ドレスと靴、男性であればそれなりの正装。

メトロノーム

筆記用具
書き込み用の他、セロテープとか結構役に立つ時あり。

録音できるもの
携帯の他、Zoomのものだったり色々。録画等もちろん事前に許可を取ること。

こんな感じでしょうか?
衣類、衛生用品、などは最低限の量にするようにしています。「あったら便利!」は大抵「なくても大丈夫!」です。安い値段で現地調達できそうなものは、現地で買います。移動中に荷物が重くて、手や腕に支障をきたすって結構あるんです。私はそれでばね指になったので、本当に気をつけたいところです。本当に、以前のように気軽に移動できる日が早く戻ってくることを祈ります。