ヨーロッパ(ウィーンなど)でピアノを始めようと思ったら!!!ピアノの用意から先生探し

ピアノとヴァイオリン

上の写真はうちのホームコンサートの様子です。コロナ禍前。もう3年も前の写真なんですね。なんともいえないです。

別にうちのお教室の宣伝ではないのですが、ウィーン(きっとドイツ語圏はどこも似たようなものだと思いますが)でピアノを始めたいと思ったらどうしたら良いか、の手順を書いてみます。

【まずはピアノを用意】
これは、ピアノ科の留学生ならマストです。こちらはお買い得なので、ベーゼンドルファーやシュタインウェイをここで購入する学生さんもいらっしゃいますが、まずは「リース」が一般的だと思います。

ここには載せませんが、いくつかピアノのリースを扱っているお店があるので、実際に自分の足で行き、弾いてみて値段を交渉(私が来たての時は、オーナーが破格で貸してくださった)してみてください。

趣味のお子さんや大人の方でも、場所が許すのであればサイレント付きのアップライトをお勧めします。サイレント付きというのは、想像をはるかに上回るありがたさです。

留学で来る学生さんであれば、はじめから「音出しOK」の物件に住んでいると思いますが、そうでない場合、やっぱり騒音問題が出る前に、きちんとしておきましょう。ピアノの音はうるさいです。

特に子供がお遊びで、バンバン叩いて遊ぶのを聞くのは、音大生の練習に負けないくらい頭にくるものです。

ピアノが入った時点で、上下左右の人に挨拶に行った方が無難です。私もいつもそうしてきました。

【先生をみつけよう】
留学であれば、出国前に決めてあるべきなので、ここでは省略します。

趣味の場合など、ウィーンであれば、うちに来てくださっても良いですが、おすすめはやっぱり、ある程度音楽のわかる人からの口コミ、「オススメ」です。

全くの赤の他人同士がうまくいく場合もありますが、今の私の生徒さんは、全員生徒さんの親御さんや生徒さんのオススメで来てくださった人達です。

なぜ、「オススメ」が良いかというと、価値観の同じような人達の紹介だと、すんなり行きやすい、ということがあるからだと思います。

で、大切なことです。
顔合わせの前に、きちんと料金や可能な時間など、ベースになることは確認しておくことです。どのピアノの先生も今の時代、ウェブサイトを持っています。料金が乗っていなければ電話かメールで確認することは必須です。

ウィーン市でやっている街の音楽教室はとてもお安いです。よっていつも満席の様子です。

ヨーロッパに来たのなら、お子さんだけでなく、ご自分もクラシック音楽を身近に楽しんでみましょう。コンサートを訪れるのも良いですが、実際に演奏してみると世界が広がるかもしれません。