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オーストリア・ウィーン情報
ロックダウンになる前の写真。ニューヨークからきている新しいお友達、カメラマンのケネフくんと。彼のカメラはとても貴重なもので、とにかく重い!早くコロナがおさまったらニューヨークにもまた行きたいなあ。。。。
ウィーンのようす
連日おなじことを書いてしまいますが、街を見ると別にロックダウンという感じもしません。特に殺伐としてもいないし、人は普通に歩いています。ジョギングをしている人もいれば通勤中の人も、お散歩中の人もいれば、事務所内で仕事をしている人たちもいます。
ただ違うのは、街にたむろしている学生のグループがいないこと。それ以外はかなり日常です。
開いているスーパーマーケットやドラックストアも通常とおり、みんなお買い物をしているし、郵便局などでは店員さんが「定員8名までです〜、9番目の人は外で待ってください!」と叫んだりしていますが、かなり普通です。
オーストリア介護施設や老人ホームでのコロナ犠牲者は約半数
新型コロナウィルスによる死亡者の増加が激しくなっています。どの年齢層がいちばんの犠牲者であるか気になっていたのですが、下の記事を見て納得がいきました。犠牲者のほとんどが老人ホームや介護ホームの高齢者です。
オーストリアのコロナ第二波は、第一波よりも老人ホームと介護施設に大きな犠牲を出しています。
過去40日間での施設内での死亡者の半数以上を(607人中323人)記録しました。
ブルゲンラント州では、10月1日から11月12日までの間で100%、ニーダーエスタライヒ州では91%、オーバーエスタライヒ州では82%でした。
11月12日現在、コロナ死亡者(1608人)の38%(607人)が老人ホームや介護施設で、10月1日から11月12日までの期間だけで323人が死亡しています。ブルゲンラント州では、15人の死亡者のすべてがコロナ第二波によるものでした。ニーダーエスタライヒ州では、10月以降、コロナ死89件中81件(91%)が施設で死亡しており、オーバーエスタライヒ州では76件中62件(82%)が死亡しています。
施設でのコロナによる死亡率が最も低いのは現在、フォアアールベルク州で27%(パンデミック開始以来15人の死亡者のうち4人)。チロル州、ザルツブルク州、シュタイヤーマルク州では32~38%、ウィーンでは43%(174人中75人)。
オーストリアの平均でみると53%となります。今のところ老人ホーム・介護施設でのコロナ死を記録していないのはケルンテン州だけです。
オーストリア保健・食品安全機関 (AGES)のダッシュボードより
11月18日現在
https://orf.at/corona/daten/oesterreich
- 感染者数+7,766人
- 死亡者数+113人
- 回復者数+5,393人
- 住民10万人あたりの過去7日間の新規陽性発生数は525件
- 累計確定病例数は221,228人
- 現在の新型コロナウイルス症例数は112,234人
- 入院治療患者数は3,867人(+182)で、集中治療室患者数は658(+46)人
- 総検査数は2,723,162人(+29,050)
- 1,928人が死亡
- 回復者数は107,066人
(11月15日16日比)