ピアノ佳奈ドットコム ウィーン

ピアノとヴァイオリン

音楽大学卒業したらみんなどうするの?日本の場合とオーストリアの違いと現実

オーストリアの音楽大学は乱暴に分けると、器楽演奏に重点を置くコンチェルト科(器楽科)と教育科に分かれます。他にもたくさんあるのですが、ここでは取り上げません。 ウィーン国立音楽大学のウェブサイトには、下で挙げるような日本の音大のウェブサイト...
ピアノとヴァイオリン

ピアノやヴァイオリン どうしても繰り返し腱鞘炎になる、完璧に癖になっちゃってる時の対処法とは

*写真はウィーンの有名なカフェ・ツェントラル。この人の列を見ると、観光客ばっちり復活!、と感じます。すごい人!!!* ふと思いついたので書いています。 私もティーンエイジャーで良い先生に変わるまでは、めちゃめちゃな練習を数時間繰り返し、腕や...
ピアノとヴァイオリン

ピアノ 手の大きさ ピアノに向く手、向かない手はあるの?それはどんな手?

これはよく聞かれる質問です。 私の答えは、小さい時からきちんとした指導者に指導されていれば、良い手は造られる、です。 無理をせず、きちんと指導されると、それなりに手も広がるようになるし、体力もつきます。しかし、それは幼少から、と言うのがミソ...
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ピアノとヴァイオリン

「本当にピアノが好きで自分の意志でレッスンに来ているからやった曲は忘れないの」といわれて感激した話

これはいつか、かなり久しぶりにレッスンに来た中学生女子の言葉です。もう、小学生の頃から数年教えていた女の子です。 諸事情で何ヶ月もレッスンに来れなかったのですが、今日は久しぶりのご対面です。「いくらなんでも、これはかなり弾けなくなってるんだ...
ピアノとヴァイオリン

何歳であっても、指導者がきちんとお仕事をして、習う方もきちんとやることをやってくれると、上達する、というお話

意図しているわけではないのですが、ここのところ大人の生徒さんが増えています。 正直いうと「やり甲斐ある〜〜〜!!!」です。そして、教えていても本当に楽しいです。なぜなら目に見えて上達して、それを本人がめちゃめちゃ喜んでくれるからです。 子供...
ピアノとヴァイオリン

ピアノやヴァイオリン あがって震えがとまらなくて演奏できない、汗が止まらないという物理的障害への対処法はある?

演奏家を目指す人にとって、ネックになるのがこの、「あがる」という現象です。 私の知っているスペイン人は、ヴァイオリンがとても好きで音大も卒業したのですが、どうしても人前で弾くとぶるぶる震えあがってしまって、頭が真っ白になってしまって弾けなく...
ピアノとヴァイオリン

ピアノ上達法 ピアノが上達するコツとは?といつも聞かれるのでその件について

よく「ピアノが上達するにはどうしたら良いですか?」という質問を見かけますが、私の答えはとても単純で「良い先生を見つけること」です。 以前にも書きましたが、独学は時間の無駄になるのであまりお勧めしません。 さて、どんな先生が「良い先生」なので...
ピアノとヴァイオリン

私の忍耐の切れる時。世の中には自分と違う人が思いのほか居るものだという話と、避ける方法

類は友を呼ぶとは良く言ったもので「愚痴ばっかり言っている人」には同じような人が集まるし「人様を僻んでばっかりいる人」の周りには同じような人が集まります。 だから、そんな悪いオーラを持った人たちを近くに来させないためには、まず自分がそう言う人...
ピアノとヴァイオリン

ピアノのレッスの人間関係、ほとんどのトラブルは、口に出して言わないことから始まると思うおはなし

本当にねえ、これに尽きると思うのです。 「そんなこと、常識だと思うから言わなかった。」「知らない方が悪い」「紹介で私のところに来たのだから、知っていて当たり前」 これらで若い頃の私は、何度失敗したことでしょう。 なのでどんなに、「常識だよね...
ピアノとヴァイオリン

日本の「ピアノ教室」とウィーンにおける「ピアノ教室」の大きな違いについて、私の感じること

日本でピアノ教室を運営していたり、音楽大学で教えている知人・友人の話を聞くたびに、日本とウィーン、ざっくり言えば欧州の「ピアノ教室」というものは、まったく違うものだと痛感します。今でこそ「X」となりましたが、旧Twitterでも生徒さんや親...
ピアノとヴァイオリン

生徒にピアノのレッスンで教えておくと、後々感謝される絶対イチオシの曲はなんでしょう?

はい、答えは簡単です。みんなが知ってる、簡単なアレ「ハッピーバースデー」です。 しかしながらこの曲は、別にピアノの教本に出ている典型的な曲でもないし、なかなか教える機会もないと思います。どうしてこんなことを今日書いているかというと、今週レッ...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも「うちの子、うちで全然練習しないんですけれど、どうしたらいいですか?」

ご存じ、熱心な親御さんが、絶対にいう言葉のナンバーワンです。 私もヴァイオリンではありますが、ムスメが子供の頃先生に、それはもう、何万回も言った言葉です。 結論、私の場合でありますが、趣味であれば、別におうちで毎日2時間とか練習しなくて良い...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、正しい努力は報われるという現実と自分の直感を信じることの重要性

*今日の写真は、ウィーン国立歌劇場* 趣味で楽器を楽しんでいる方々、そしてプロフェッショナルとして切磋琢磨している方々、多くの人が日々、努力を積み重ねていると思います。楽器の教師としても同じこと、ご自分で全く演奏をしないで(コンサートをする...
ピアノとヴァイオリン

ピアノの先生の皆さん「体験レッスン」を無料で提供していらっしゃいますか?私はNo。

日本でピアノの先生をやっているお友達数人とお話しして、以前話題に上がった件です。 ピアノの先生のみなさま「体験レッスン」を無料でなさっていますか? 自分のことから話すと、よっぽどの例外でない限り(異常なほどお世話になった人の紹介など)私は無...
ピアノとヴァイオリン

ヴァイオリンの楽譜 というものについてちょっと とてもプライベートで個人の領域だという件

今日はヴァイオリンの楽譜のお話です。 ヴァイオリンでは、「ねえ、あなたの楽譜、コピーさせてくれない?」ということがしばしおきます。なぜでしょう? ピアノでは皆無ですね。まず、ピアノはどんな曲でも延々と長く、コピーするという考えさえも浮かばな...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、教師側からも生徒も、人と比べるのはやめようというおはなし

*写真はザルツブルク、モーツァルテウム音大ちかくのカフェのカフェラテ* 言いたいことは、本当に今日のお題通り「人と比べるのをやめたら、人生楽になる」というお話です。 別に音楽をやっていなくても、人から『カッコ良い』とか『羨ましい』、と思われ...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、どうしても出来ない曲があったら一旦あきらめよう、というお話

以前、ある大学生の生徒さん(ピアノは趣味)がいらした時に「どうしてもこのショパンのスケルツォが弾けるようにならないの」と残念そうに私に言いました。「大好きでブランク中(ピアノを先生に習っていなかった期間)挑戦してたんですけどね、弾けないの。...
ピアノとヴァイオリン

稼ぐということを目的にしたピアノのレッスン どうしたら稼げる?本当に稼げる人になるには何をするべき?

私の思う答えを言いますと、「勉強を続けること」です。実際には「練習をし続けて、レッスンやマスタークラスに通ったり聴講したりして、自分の実力を上げること」「そしてそれを第三者に正しく伝える能力を身につけること」です。これ以外にはありません。 ...
音楽留学のために

せっかくマスタークラスに来ているのだから、レッスン中は言われた事を直してみよう

これまで沢山のマスタークラスを見てきて思うことです。 せっかくマスタークラスに参加しているのに、教授が指示した事をやらない学生さんがいること、これは本当に不思議です。 「やろうと思ってももうできないのか?」それとも「教授の指示が好きでないか...
音楽留学のために

ルッキズムじゃないけれど、演奏家は最低限の見た目を意識したほうが、結局はお得というおはなし

日本からのお嬢さまたちやおぼっちゃまたちはとてもおしゃれで清潔、変な人は滅多にいません。 しかしながら、こちらに長年住んでいると、多くの国の学生たちを目にするので、今日のお題のような感想も言いたくなってきます。 「えー、もう少しこう、普通の...
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