ピアノ暗譜のコツ(2)アウトプットが大切 まずは小さなフレーズを確実に暗譜することから始めよう

ピアノとヴァイオリン

*クリスマスシーズンになったらお店に並ぶこの、紅い実のついた植物(名前を知らない)可愛いので即ゲットしました*

語学学習や受験勉強、昔に比べると今は、色々な人が素晴しい方法を、本やネットで発表しています。
これらの多くから、ピアノなどの楽器学習も、学べることは実はたくさんあるのです。

そのひとつとして、アウトプットがあります。
語学でいうインプットは、ご存知のとおり、文法を暗記したり、学習したりすることですが、アウトプットは実際に会話したり、作文したりすることです。

では、ピアノのアウトプットとは?

最大のアウトプットはコンサートで演奏することですが、それだけではありません。
それに、そんな機会はあまりない、という人もいるでしょう。安心してください。コンサートの他にもまだあります。

まずは暗譜。

これもアウトプットのひとつです。1曲まるまる全部、いきなり暗譜するのはちょっとハードルが高いと思う人はご安心を。
はじめは数小節のワンフレーズから始めます。欲張らないことがコツです。

アウトプットには期限を定めることも大切です。
「よし、ここまでのフレーズを右手だけでいいから、今、15分で暗譜しよう!」とこれだけでも良いのです。

まずは目標(時間)を決めて、チャレンジします。
「できなかったらいいや」ではなく、目標を低くして、「絶対にやるぞ」と決めます。そしてゲームのように進めていき、自信がついたら少しづつ、量を増やしたりしてみます。楽しくなったらこっちのものです。人間、楽しくなければ何も学べません。

これをやると、たとえ亀のテンポであろうとも、習慣的に積み重ねれば、確実に進歩します。そして自信もつくので、本番で緊張したとしても、舞い上がらずに済むことができます。騙されたと思って、是非やってみてください。いい加減に曲全部をなんとなく、ソラで弾く、なんてことはもう、金輪際やめましょう。

短く、しかし確実にレンガを積み立てるように覚えていくのです。
このアウトプットは絶対におすすめです。試してみてください。
ピアノ暗譜のコツ(1)も興味のある方はどうぞ〜。