ピアノ佳奈ドットコム ウィーン

音楽留学と演奏生活

執着しないと楽になる生き方ができるので、執着するのはやめましょう

なんか、スピリチュアルみたいな表題になってしまいましたが、私が50代を超えてできるようになってきたことのひとつが、これです。「物事に執着しない」例を挙げれば「このコンクールに通過しないのならもう、悲しくて数ヶ月も泣く」とか、「出来レースの試...
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ピアノの理想の手のかたち「いつも手の中に卵を」の弊害「30センチの物差し」の思い出

素人の母親が、「ピアノの理想の手の形は、いっつも手の中に卵が保たれている状態で、それが崩れたら絶対にダメ!」という情報を仕入れてきて、おうちで練習する子供の横に座り、30センチの竹の物差しを持ち、少しでも子供の卵が潰れると、「ビシャ」っと叩...
音楽留学と演奏生活

久々に近況を。。。イースター休みでくつろいで?おります。

さて、ウィーンもイースター休みに入りました。学校にもよりますが、みんな1週間から2週間くらいのバカンスです。殆どの私の生徒さんたちは外国に出かけるので、私もバカンス。と言っても、ムスメが先週から帰国しているので、楽しくワーワー・ギャーギャー...
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音楽留学と演奏生活

「素質のある子」「才能のある子」と言われたい!親の心と現実

ピアノにしてもヴァイオリンにしても、スポーツ系の他の分野においても、その指導者の言葉はいつも魔法のように響きます。「素質があります」とか「才能があります」なんていわれた時には心の中にお花畑が咲き乱れ、乱舞したくなるものです。特に子供が反抗期...
音楽留学と演奏生活

複数の教授に師事する事 入試の前はやめたほうが良い、と個人的に思う、というお話

いつか、「複数の指導者に習うこと」について書いたと思いますが、今日は特化して「音楽大学の入学試験をひかえて」ということで書いてみたいと思います。もちろん私が住んでいるのは欧州なので、日本のことではありません。日本の現在の事情を知りませんが、...
音楽留学と演奏生活

そのお友達、本当に必要ですか?もしくは、そもそもたくさんのお友達って必要ですか?

結論から言いますが、私に限っては「そんなにたくさん必要ない」です。この歳まで、本当に大切な親友は2人くらい。それも、頻繁にあったり、おしゃべりしたりしません。会うのは数年に少しですが、それでもいつでも尊敬しているし、困っている時は助け合う間...
音楽留学と演奏生活

東洋人ママに向けられる偏見のアルアルと他人の言うことなんて気にしない人が勝ち、の件

どこの国に行っても偏見というものはあるのだなあ、と思うのですが、今日はそのことについて書きます。まずは東洋人のママが「教育ママ」だという偏見。これはオーストリアに住む幾らかの日本人ママが経験しているかもしれません。例えば、自分のハーフの子供...
音楽留学と演奏生活

ピアノやヴァイオリンが上達するヒント 自分が自分の先生になってみようというおススメ

よく人様の演奏を「ああ、ここがダメなんだよね」とか「ここがなってないんだよ」なんて批評するシロウトもしくはクロウトの人が居て、「じゃあ自分で弾いてみせてよ、ほれ!」と言いたくなることがありますが、そこからヒントを得た(?)上達方法です。シロ...
音楽留学と演奏生活

ピアノ・ヴァイオリンのレッスンとお金の話 値切る親御さんに対しての対応

私の時代(昭和)でも、そして多分今でも、日本で楽器を習ってクラシックの世界で専門を目指そう!(具体的には音楽大学進学)というご家庭の収入は多分、中から上の部類ではないでしょうか?だって、お金、本当にかかるんですもん。ここに書くまでもありませ...
音楽留学と演奏生活

ピアノやヴァイオリン譜読みの前に音源を聴くのはあり?それともなし?

しばしお受けする質問の中で、「新しい曲を始める前に、演奏家のCDやYouTubeを見る事はよくないことですか?」と聞かれます。お答えは、簡単で「それはあなたのレベルによって違います。」です。もうかなり弾ける、きちんと基礎のできたレベルであれ...
音楽留学と演奏生活

ピアノやヴァイオリンのレッスン 生徒さん、もしくは親御さんとの距離問題について

私はこれについて深く考えたこともなかったし、自然と出来ていたのかな、とも思うのですが、今日のお題は「教師として、ピアノやヴァイオリンの生徒、またその親御さんとの距離問題について」です。具体的には「フレンドリーには接したいけれど、お友達のよう...
音楽留学と演奏生活

ウィーンでの引越し「鍵」について思うこと 出来れば代えた方が良いということと、追加の鍵設置

さて、ご存知のとおり、私は最近引っ越したのですが「鍵」についてトラブルがありました。大家さんにスペアキイをお願いしたところ、彼が私に送った鍵を入れた郵便物が行方不明になってしまったのです。まあね、そういうと簡単ですが、「盗まれた」か「郵便局...
音楽留学と演奏生活

頭の良い子がピアノ(ヴァイオリン)を習うと、どうして上達が早いのか、のお話

もっとざっくり書くと「学校の成績が良い子は、ピアノ(ヴァイオリン)も上手い」というのは本当か?というお話です。私の生徒さんは、例外なく、全員、通う学校のレベルも高く、成績がかなり良いです。私自身が子供だったときは、学校の成績なんて全然良くな...
音楽留学と演奏生活

ウィーンも進化したなあというお話 役所に住民登録に行ったのですが、超親切でどびっくり

ウィーンではお引越しをしたら3日間以内に住民登録をしなければいけない、という決まりがあります。各区にある役所、どこでも良いのですが、そこに行って手続きをします。私も今回早速行ってきました。で、感想。もうね、ありえないレベルでフレンドリーで驚...
音楽留学と演奏生活

体験レッスンを断りたい時、どうする?スマートで誠実な断り方とNG例

体験レッスンを受けてみたけれど、思ったような相性ではなかった…。そんな時、どう断るのが礼儀正しく、失礼にならないのでしょうか?今回は、私自身の衝撃的な体験談も含めつつ、「体験レッスンを断る時のポイントとNG例」をご紹介します。どんな親御さん...
音楽留学と演奏生活

ピアノのレッスン。あきらめずに手をかけて教え続ければ、その成果は絶対に戻ってくるという嬉しい事実について

私の生徒、誤解を恐れずに言いますと、裕福なセレブの子女が多いです。時にしてその環境は、ちょいと「わがまま」な感じで子供に現れたりすることも、たまには、あります。全くそれがない子も、もちろん沢山います。まあね、子供なんてどんな環境にいようとも...
音楽留学と演奏生活

人の言う事は頭から信じずに自分で専門家に確認する方が絶対良いというおはなし

本当にね、そういうことが最近続いたので、一件シェアしたいと思います。・大切な書類を書留で送ったのだけれど、相手に届いていません。これを聞いた知人の全てが私に言いました。みんな大卒の普通の人達(そういうのも変だけれど)です。「絶対大丈夫よ。書...
音楽留学と演奏生活

ピアノでもヴァイオリンでも、本番前に気をつけることは何?食べ物編

本番前に気をつけることとは、メンタルから練習から着るものからと色々あるのですが、今日は「食事・食べるもの」について書いてみたいと思います。結論、数日前から、出来るだけ「いつもと同じようなものを食べた方が良い」と思います。避けるべきモノは、い...
音楽留学と演奏生活

ピアノやヴァイオリン 舞台での「あがり予防」に「くすり」は有効かどうか?

これまでも「あがり」に関する話題はたくさん出てきたし、そのためには「瞑想」が良いよとか「うちでいつもリハーサルをしよう」なんて書いてきました。もちろん、「あがり止め」の薬の存在はしっていましたが、これはもう、話にも出せない、やるべきではない...
音楽留学と演奏生活

ピアノでもヴァイオリンでも、ステージマナーは大事という話とカーテンコールのタイミングの件

写真は本文と関係のない、娘とチェロの巨匠、ヨーヨ・マとのツーショット。随分前の写真。優しい素敵な方です。さてさて、今日書きますのは、以前、クラブハウスで日本在のピアノの先生と話題に上がった、舞台上でのマナーのお話です。うちでは、コンサートが...
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