ピアノ佳奈ドットコム ウィーン

ピアノとヴァイオリン

子供がピアノ・ヴァイオリンをやめたいといったらどうしますか?

その長い楽器人生の間で「ピアノやめたい!」とか「ヴァイオリンやめたい!」と親御さんに訴えた人は少なくないと思います。その時点で、親御さんが「ま、良いか、いやならやめさせちゃえ」と止めることの出来た人もいるでしょう。止めなかった(止めさせても...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも「自分を落として謙虚に振る舞う」もしくは「付箋を張る」ことが美徳ではない欧州のお話

試験前に、きちんと勉強したくせに「あ〜、全然勉強してないの」と言ったり「勉強しても頭に入らないの。アタシ馬鹿なのかしら?」なんて会話を日本では普通に耳にします。音楽の世界でも同じです。多分練習していたのであろうけれど、「全然練習してないの」...
ウィーン生活

何でもかんでも高くなるウィーン ショックな値上げはカフェ・モーツァルト系のマローニ・ブリューテ

はい、そのままズバリでございます。秋になったらマロン系甘いものを制覇する私ですが、なんと、カフェ・ラントマンやカフェ・ムゼーウムなどで食べられる秋の風物詩、マローニ・ブリューテの値上げにショックが隠せません。写真は数年前、私がカフェ・ラント...
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ピアノとヴァイオリン

「天才」や「神童」より現実的な表現は「本物」とか「プロフェッショナル」という普通の表現だということ

その昔、『うちの息子は「天才」なんです』とあっちこっちで発言して、周りの人の目を点にした親御さんがいましたが、娘の昔の教授に言わせると「天才なんてモーツァルトぐらいよ。バカじゃない?」そんなものです。クラシックを専門に学んだことのない人ほど...
ピアノとヴァイオリン

「楽譜を買う」という当たり前のことがこちらではなんと「まれ」という事実

最近ずっとブログをサボっていたのですが、「書くことは大切。ボケ防止に役にたつ」と言われたので、ちょっと頑張ってみる私です。さて、日本であればピアノやヴァイオリンを習った場合、専門だろうが趣味だろうが、「楽譜」を買うのは当たり前です(よね?)...
ピアノとヴァイオリン

楽しいピアノのレッスン 練習効果を自分で感じる事のできる幸せとチョコレート

コロナ前に高校生だったお嬢さんが、レッスンを再開しました。彼女はご家族に持病持ちの方がいる、ということでコロナ禍は隔離状態を徹していて、レッスンに来れなかった唯一の生徒さんです。コロナ中も彼女の「ピアノ愛」は止まず、ひとりで練習していたそう...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも何でもかんでも「生徒さんからの頂き物」から「頂き物自慢」

SNSで面白い、といっては失礼かもしれませんが、ある投稿が目に止まったので、久々の話題はこれにします。ある先生が「生徒さんから〇〇を頂きました〜」とインスタなどのSNSに投稿し、「そんなことを写真付きで投稿するなんて、非常に下品だ」とか「私...
オーストリア・ウィーン情報

オーストリア 音楽の都「ウィーン」日本から見たイメージの違いは大きい、というお話

SNS等でお会いしたことのない日本の方々とお話して、いっつも思うこと。それがウィーンのイメージです。多くの人が、ウィーンとは「音楽の都」、と感じていて、子供はみな誰でも小さい頃から、みんなピアノやヴァイオリンを習い、それらのレベルも、超高い...
ピアノとヴァイオリン

ピアノのレッスンと日本の音楽教育が最高なポイントはドレミのおかげ、の件

日本人はたぶん誰でも、音楽を専門にしている人でなくても、「ドレミ」ってなんだか知っていると思います。「ドレミ」はほら、「ドレミの歌」とかあるし、それに「ど〜れ〜み〜」って歌える人も多いと思います。これは皆さん、ご存知ないかもしれませんが、素...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、教師からみて「教えがいのある子」とはどんな人たち?

いまさらですが、タイムリーなのでまたこのテーマです。ムスメは、いわゆる「本気組」のヴァイオリンの学生さんを数人教えています。もちろんみんなソリストや海外の音楽大学留学を視野に入れて頑張っています。指導法は、まあ、学生さんのレベルにより違うと...
ピアノとヴァイオリン

ピアノのレッスン「先生、うちでは間違えないで弾けたんです!信じて!!!」

この言葉、特に熱心な大人の生徒さんから本当によく聞く言葉です。「ちゃんと練習したのよ!信じて!嘘じゃないの〜〜〜!!!」よく分かります。私も子供の時に同じことを思ったものです。「うちでは弾けたの!どうして先生のところでは間違えちゃうのかしら...
ピアノとヴァイオリン

ピアノ・ヴァイオリンのレッスンについてのモヤモヤ、について

写真は娘がまだ小さかった時のレッスン用の楽譜です。全て拡大コピーして、厚紙に貼って、レッスンでの細かい指導を全部書き込んで、うちで練習しました。これを何回もコピーし直してレッスンに行くのですが、今はiPadがあるので、この必要もないですね。...
音楽留学のために

イチオシの本のご紹介 ドイツ語版のカーネギー「人を動かす」など音楽界にも通じる教訓

昨日、本のご紹介をしたのに続いて、今日ご紹介するのは本当にイチオシのものです。娘は読書が好きなのですが、お気に入りは、この「Du musst nicht von allen gemocht werden」(みんなに好かれる必要はない)という...
音楽留学のために

ピアノやヴァイオリンのレッスン 日本と欧州で生徒の違うところはどんなところ?

しばし質問されることのひとつに「日本と欧州でのレッスンの様子はどのように違いますか?」、があります。基本的に、日本と外国では生活習慣もメンタリーティーも違うので、それはレッスンにも現れます。どちらが良いとか悪いとかではなく、ただ単に「違う」...
ピアノとヴァイオリン

ピアノ・ヴァイオリン、本気組の練習時間について 私見です

よく質問されるのがこの「練習時間」についてです。そしてアルアルですが「本気組」のご両親が、それとなく探るのが、同年代の子供の毎日の練習時間。「一日に何時間くらいさらうの?」最低何時間、なんて当然わかっていても、他所の子が気になるのは普通のこ...
ピアノとヴァイオリン

大人のピアノは特に呼吸を意識して毎日の練習を行うとばっちり、というおはなし

さて、実を言えば大人も子供もなく、プロだろうがアマチュアだろうが、演奏における呼吸はめちゃめちゃ大切なのですが、今日は大人のピアノ、にフォーカスして書いてみたいと思います。私は大人の生徒さんとレッスンするのがとても好きです。なぜかといえば「...
ウィーン生活

人生ほぼ初めての入院と小手術の体験記 ウィーンにて(3)

先日から人生ほぼ初めての入院と小手術の体験記 ウィーンにて(2)の続きです。音楽に関係ないので、興味のない人はどばしてください。手術が終わって私達の病室に戻ってきたBさんも綺麗なオーストリア人。私よりひとつ年上です。返ってくるなり彼氏(ご主...
ピアノとヴァイオリン

9月はウィーンの新学期!大学の新学期はなんと10月で夏休みはまだまだ続くという驚き

さて、9月です。新学期です。日本は4月ですが、こちらは9月が新しい学期の始まりとなります。ピアノの生徒さんたちも、徐々にレッスンに戻ってきました。以前にも書きましたが、ある種の例外を除いて、趣味レベルの子供たちは夏のバカンスの間、ピアノのレ...
ウィーン生活

人生ほぼ初めての入院と小手術の体験記 ウィーンにて(2)

はい、昨日の続きです。さあ、手術日前日となりました。キツく言われていたので、前の晩、9時からはもう飲まず食わずに徹しなければいけません。「食べない」というのはさほどキツく無いのですが、「飲まない」と言うのはキツイ。というか、間違って水とかコ...
ウィーン生活

人生ほぼ初めての入院と小手術の体験記 ウィーンにて(1)

さて、幸いなことに、私は人生において大病とか怪我をしたことはありません。盲腸もまだあるし、スポーツをしないので骨折とかもなし。入院といえば、長女を出産した時にウィーンの病院に滞在したけれど、妊娠出産は病気じゃないし、安産だったので、まるでホ...
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