ピアノとヴァイオリン

ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、どうしても出来ない曲があったら一旦あきらめよう、というお話

以前、ある大学生の生徒さん(ピアノは趣味)がいらした時に「どうしてもこのショパンのスケルツォが弾けるようにならないの」と残念そうに私に言いました。「大好きでブランク中(ピアノを先生に習っていなかった期間)挑戦してたんですけどね、弾けないの。...
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稼ぐということを目的にしたピアノのレッスン どうしたら稼げる?本当に稼げる人になるには何をするべき?

私の思う答えを言いますと、「勉強を続けること」です。実際には「練習をし続けて、レッスンやマスタークラスに通ったり聴講したりして、自分の実力を上げること」「そしてそれを第三者に正しく伝える能力を身につけること」です。これ以外にはありません。 ...
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手や腕を痛めない為の練習のヒント 譜読みの段階から気をつける

試験やコンクール、プローべシュピールだなんだかんだで真剣に練習して、腱鞘炎やばね指、その他もろもろのトラブルを経験した人はかなりの数だと思います。 たとえ正しい演奏法で練習していたとしても、休みなしでさらい倒したりすれば腕や手に支障が来るの...
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インターナショナル・サマーアカデミー ザルツブルク途中経過

今週は恒例のインターナショナル・サマーアカデミーの為、ウィーンとザルツブルクを行ったり来たりしています。 なので全然ブログが書けないのですが、それでも今は汽車の中で書いています。 アカデミーの様子をちょっとだけ書いてみます。 娘が超多忙で凡...
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ピアノをたくさん練習しているのに上達しない件について 私の暗い過去。。。

*今日の写真はウィーン、Mölker Basteiにあるベートーヴェンの家* 私の子供の時の悲しいお話をします。 私は中学生くらいから、かなりのピアノ狂になり、相当量の練習をしていました。 うちはクラシックを聴くような家庭ではなかったのです...
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ザルツブルクのサマーアカデミー:成長と変化の軌跡 時代が変わるとアカデミーも変わるよ

早いものでもう8月1日ですね。 あっという間に7月が終わっちゃった。 完全な形ではありませんが、私は今ザルツブルクに滞在中です。 そう、前述したザルツブルクのサマーアカデミーに来ています。 数年前はインターネットでの動画オーディションがなか...
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ヴァイオリンの基礎 ときおり、ステージママは良い指導者だという件

*コロナ禍で娘が生徒ちゃんように駒を調整してもらったときに、面白がってマスク姿で撮った写真。いつも感じの良いウィーン楽友協会隣にあるウィーンフィル・御用達の工房、Ramsaierにて* ピアノのことばかり書いているので、たまにはヴァイオリン...
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ピアノに向いていない子、とはどんな子供?そんな子いるの?

「ピアノ」という言葉をGoogle検索にかけると、続く候補の名詞が自然に上がってくるのですが「ピアノ」に続いて「向いていない子」というのが出てきました。 こうやって出てくる、ということは多くの人がこのワードで検索をかけているわけで、ググって...
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ピアノの生徒さんからの提案は時にして目からウロコ シュランメル・ムジークって知ってますか?

大人の生徒さんと楽しくレッスンをする日々が続いています。 レッスンが終わり、彼女が「あのね、ちょっとしたアイディアなんだけれど、簡単なウィーンのワルツみたいなものを弾いてみたいと思うの。もちろん、私に難しかったら全然いいんだけれど、どう思う...
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ピアノでもヴァイオリンでも、ステージマナーあれこれ 素敵にスマートにこなすコツは?

以前にも何回か書いていると思いますが、ステージマナーのお話です。 「本気組」の子供たちが集まる門下では、ステージマナーについても初めから、かなりしっかりと指導を受けます。ムスメが指示したウクライナ出身のヴァイオリン教授の元では、子供たちはし...
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音楽家としてどれだけ「事故」に気をつけるか、のおはなし

楽器を専門に勉強し、音楽大学に行くようなレベルになると、演奏、または教える、ということが将来の生業になってきます。 で、演奏家の場合はもちろんですが「弾いて(歌って)なんぼ」弾かなければ収入につながらない、ということです。 はい、スキーに行...
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親が謙虚すぎることは子供にとってどうなんだろう問題。「いやいやいや、私、そう思ってないし」と言われませんか?

「コンクールでうちは賞が取れませんでした。でも良いんです。私はあの子の演奏に感動して涙が出ました。満足です!」みたいな事を親御さんが思っていると想定してみてください。私が子供だったら、どう思うだろう、と考えてみました。 「うん、お母さんが喜...
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練習のやり方を変えるだけで演奏のレベルがアップするというお話

ピアノでもヴァイオリンでもチェロでもなんでも、各自ある程度の練習の仕方、というものがあると思います。今日は、それを見直してみてちょっと深掘りしたら、演奏のレベルがアップするかも、というおはなしです。 ピアノであれば左右別々にゆっくり練習、そ...
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あっという間の1周年記念 大人の生徒さんからのありがたいお言葉と薔薇のお花

大人の生徒さんですが、レッスンに可愛いピンクの薔薇を数本、私にプレゼントしてくださいました。 「あら、なんで?誕生日じゃないけれど。。。」と不思議がる私に、 「今日はあなたにピアノを習い始めて、ちょうど1年目の記念日なの。それで、こんなに楽...
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「私になんて良いピアノは必要ないの、下手だから、安いモノで充分!」という考えについて

私のところに訪れた、大人でクラシックピアノを始めたいという女性が最初に言った言葉です。正確にいうと、彼女は「中古の安い電子で充分」と言いました。 これを聞いた時「おお、こっち(欧州)でもそう考える人がいるんだ!」と本当に驚きました。 日本の...
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情熱的な大人の生徒さんが綴るピアノ練習日誌 偉いよ〜〜〜!

私の生徒さんたちは、特に大人の生徒さんですが、本当に優秀です。 ピアノを弾くことが好きで、その為に楽しんで練習する毎日です。好きこそ物の上手なれ、を実践している人たちばかりです。 あるとても熱心な大人の生徒さんのお話です。 私は彼女に「暗譜...
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演奏家はアスリートと同じ。大切な本番に備えて身体を整えることの大切さについて

みなさん、学生時代にコンチェルトを全楽章、人前で演奏したことがありますか?ソナタでもいいや、全楽章です。 ヴァイオリンなどの弦楽器の人は、普通にあると思いますが(それでも日本だと全楽章をというのはちょっと難しいかも)ピアノとなると、私の時代...
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ピアノ(場合によってはキーボード)購入の際にはピアノの先生に相談することを絶対にオススメします。追記ヴァイオリンも

これはもう、本当にお願いしたいことです。 もう昔の話になりますが、うちに習いたいと言ってやってきた子は、家にキーボードを持っていました。親御さんが、お嬢ちゃんにピアノを習わせようと思い、まず先生を探す前に中古のキーボードを買ってしまったので...
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ピアノのレッスンでのトラブル(1)きちんとした距離感が大切、敬語で話そう、のお話

今日は、ピアノのレッスンでありがちなトラブルを避けるため、私が気をつけていることを書いてみたいと思います。世の中には星の数ほどの種類の教師と生徒がいて、そのケースも数えきれないほどあると思いますので、あくまで「私の場合」ですが、ご参考になれ...
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ピアノや語学の練習は、テンポにちょっとブレーキをかけるだけで余裕ができて上手くなるという話

*さ〜て、本題に入る前にマロンケーキをおひとつ。これは、以前住んでいた家の近くのBürgerというケーキ屋さんのもの。マロン、大好き* さて、今日のお題、これ、本当なんですよ。 私がウィーンに来たばかりの頃、よくこちらの友人に言われました。...
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