音楽留学と演奏生活

音楽留学と演奏生活

今更ですが、「留学のすすめ」外に出て多くの経験を重ねると、やっぱり楽しい、というお話

娘は現在ウィーンからマドリードに留学中です。私のように東京からウィーンという距離に比べれば、たった2時間のフライトで何が留学だよと突っ込みたくもなりますが、まあ、一応留学です。生まれて初めてひとり暮らしを経験し、違う言語の中で、違うメンタリ...
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日本で愛される「バリバリ弾く」について、ちょっと考えること 日本(アジア)と欧州の好まれる傾向の違いについて私見

「あの人って、何でもバリバリ弾けるのよ!」「あ〜、早くショパンの木枯らしエチュードがバリバリ弾けるようになりたい!」「バリバリ弾けてカッコいい!!!」こういう言葉を日本ではいつも耳にしてきたし、私も日本に居たときは普通に言っていたと思います...
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私のピアノの生徒さんの記憶力のお話 なんでそんなに覚えられるの?みなさん優秀!

わたしのピアノの生徒さんは、本当に例外なしにみんな「頭が良い」です。いわゆる、ざっくりと「子供」の生徒さんは、私と譜読みや部分練習をしている間に、さっさと暗譜しちゃうから「次までに暗譜しておいてね」なんて言ったことないし、ティーンエイジャー...
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ピアノ・ヴァイオリンの練習のお友達 メトロノームはお嫌い?

写真は娘のメトロノーム。昔はよく、練習中に大バトルをして、ブン投げて、壊して、買ってを繰り返していましたが、今はそれも懐かしい(?)思い出です。メトロノームさん、心からごめんなさい。幸い、今はもう、何年も新しいメトロノームを買っていません。...
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音楽家と美食 食べることが好きな人はピアノやヴァイオリンも上手という件について

これは、本当に絶対にそう!と言いたいのは、私が食いしん坊で食べることが大好きだからです。という自分勝手な解釈は別にしても、私の周りの音楽家で美食家が多いのは事実です。「食べることに興味がない」とか「食べること自体が面倒くさくて」という人は、...
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大人のピアノ 例えば、「暗譜はできない!」と思いこみ、決めつけるのはやめよう。きっとできるかもよ。

プロであっても、大人になってから新しいことを始めるのは「歳のせいで無理だ!!!」と思い込み、決めつけている人は、結構います。ある、もうかなり昔に引退したコレペティの先生は「絶対に新しい曲はやらない!(なぜなら歳を取っちゃってできないから)と...
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ピアノのレッスン、親御さんが本当に望んでいることはなんでしょう?の件

いろいろな親御さんがいるのですが、それはズバリ、「子供がピアノを楽しそうに弾いていて、幸せなこと」だと思います。コンクールで勝たせたいだの、他の子より少しでも曲が進んでいたいとか、そう言う考えもありますが、根本はやっぱりこれでしょう。こんな...
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ピアノのテクニック オクターブはこうやって練習してみたら弾ける様になるかも、のお話

弾けないところ、覚えにくいところ、そんな所はちょっと時間をかけたり、工夫をするだけであっという間に弾けるようになってしまう一例です。さっきうちにレッスンに来た12歳女子の話です。ちょうど、右手がオクターブ連続で、左手が伴奏的な曲をやっていま...
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ピアノのレッスン ペダルについて思うことあれこれ 初心者の子供にもどんどん試させよう!

ある日、うちに新しく来た小学校低学年の生徒くん。うちに来る前に2年間、毎週ピアノを習っていたそうですが、楽譜を見ても、暗譜でも弾ける曲は1曲もなく、音名もドイツ語でC(ド)とD(レ)がわかるくらいでした。でも、それは私にとっては全く問題では...
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欧州のピアノの(ヴァイオリン)レッスン料 日本との違いは?

オーストリア、欧州でのピアノやヴァイオリンのレッスン料、お礼など日本との違いを説明しています。
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ピアノの発表会 日本とヨーロッパの違いと出身国によって違う人気の曲 ホールのご紹介

日本在のピアノの先生とお話をしていると、毎回浦島太郎状態を実感している私ですが、今日はこの「発表会」について書いてみたいと思います。お友達によると、日本のピアノのお教室では(音大以下の学年を想定しています)年に1〜2回、発表会を行うそうです...
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演奏家につきもの ピアニストの手のトラブルから(腱鞘炎とバネ指)

自らのバネ指の経験をお話ししています。
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痛くなってからでは遅いのです。手や腕、身体が痛くならないような日々の練習を心がける大切さのコツは?ガツガツしないこと!

大人の趣味の生徒さんのお話です。彼女は最近リタイアしたお医者様ですが、大のクラシックファンでピアノも大好き。とても真面目に練習してきます。好奇心と意欲の塊で、一緒にワークする私も毎週楽しくレッスンしています。さて、ある年齢に到達すると、誰で...
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海外の音楽大学のクラスコンサートについて 例えばウィーン国立音楽大学

今夜は本当に咄嗟に知って、ウィーン国立音楽大学の声楽科、ライナー・トロースト教授のクラスコンサートに行ってきました。トロースト教授は有名な歌手であり、ウィーン国立歌劇場はもちろんのこと、各国のオペラハウスで活躍していらっしゃいます。奥様にも...
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海外移住は、語学力赤ちゃん状態から一歩ずつ前進するつもりでやっていくと楽しい、という件

前に、語学がいかに必要か、ということを書きましたが、今日は久々に私のまったく語学のできなかった時を思い出したので書いてみます。あれほど日本のゲーテ・インスティテュートでドイツ語を勉強してきたのにいざ、ウィーンのドイツ語クラスの上級に入学して...
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欧州と日本、ピアノなどのレッスンの違い。こちらの教授も大変な件

*写真はウィーン、ラッセルパークにあるブラームスの像*いつか書いたことがあると思いますが、こちらの学生は教授に対して質問をすることは普通だし、思ったことを伝えることも普通です。今日は、その、ちょっと行き過ぎた例をご紹介。某欧州の音楽大学で、...
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時間の経過がピアノやヴァイオリンを上達させるというこの不思議な現象

ムスメの幼少の頃のロシア人の先生が、「不思議なもので、1日に何時間練習しようとも、時間の経過というのが必要なんです。これは本当に不思議なのだけれど、絶対なんですよ。だから、正しく練習して何回も舞台に乗せて本番を経験して、経った時間が演奏を上...
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日頃きちんと練習をするってことは趣味の人でも無駄ではないということ

本日は、「日頃きちんと練習をしているということは、無駄ではないんだ」ということを今更ながら感じたのでお話しします。今日、ある生徒さんがレッスンに来ました。彼女はイースター休みに家族でポルトガルで休暇を過ごしました。もちろんその2週間、ピアノ...
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「世界的なピアニストになるための5つの鍵」チャットGPTに聞いてみた。どこまで使える?

写真はお題と全然関係のないもので、ザハール・ブロン・オーケストラのコンサートでスイスにいる娘から送られてきた写真。みんな可愛い〜、楽しそうです。ムスメは明日からはマスタークラスでソロのお勉強にドップリ浸かります。はい、本題。新しいもの好きの...
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「子供が楽器を習っている(音大出身の)親御さん」のアルアル話と日本の義務教育における音楽授業のレベルの高さ

コロナ禍ではクラブハウスが最高に盛り上がり、クラブ「楽器を習う子の親の会」を開設し、多くの親御さんと楽しく盛り上がりました。日本以外にも欧州、アメリカ在住の親御さんが来てくださって、とても国際的。子供に楽器を習わせている数人の親御さんは、ご...
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