ウィーン生活

音楽家に食いしん坊が多いのは事実だけれど、食べすぎると練習できないので要注意(笑)の話

そのものずばりです。(今日は食レポ!)例えば今日の私達。ムスメと共に必要な物を買いに外出。ショッピングで疲れ果て、遅い朝食を取ったのが私のスタジオの近くにあるこのパン屋さん、Felzl。ここは私のお気に入りで、やいろんなパンやケーキをテイク...
ピアノとヴァイオリン

「褒めて育てる」は、ケースバイケース 良くない場合がある、というおはなし

勝間さんの短いYouTubeはとても勉強になることがあって、いつも拝見しています。今日、ああ、これは器楽の教育においても言えることだなあ、と思ったのでちょっと書いてみたいと思います。その動画はこちらです。昭和時代みたいに、自身や身内を謙遜で...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、そしてエレキギターでもプロフェッショナルな人の練習の仕方とは他人にも優しい

以前、某国のコンクールで一緒になった韓国人女子はとても上手な人でしたが、かなりのコンクールの数をこなした人でもありました。で、結局出来レースで上手くもない、子供が大人を差し置いて入賞したのですが、その時の話。「絶対ないと思ったわ。あの子の本...
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ピアノとヴァイオリン

子供がピアノ・ヴァイオリンをやめたいといったらどうしますか?

その長い楽器人生の間で「ピアノやめたい!」とか「ヴァイオリンやめたい!」と親御さんに訴えた人は少なくないと思います。その時点で、親御さんが「ま、良いか、いやならやめさせちゃえ」と止めることの出来た人もいるでしょう。止めなかった(止めさせても...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも「自分を落として謙虚に振る舞う」もしくは「付箋を張る」ことが美徳ではない欧州のお話

試験前に、きちんと勉強したくせに「あ〜、全然勉強してないの」と言ったり「勉強しても頭に入らないの。アタシ馬鹿なのかしら?」なんて会話を日本では普通に耳にします。音楽の世界でも同じです。多分練習していたのであろうけれど、「全然練習してないの」...
ウィーン生活

何でもかんでも高くなるウィーン ショックな値上げはカフェ・モーツァルト系のマローニ・ブリューテ

はい、そのままズバリでございます。秋になったらマロン系甘いものを制覇する私ですが、なんと、カフェ・ラントマンやカフェ・ムゼーウムなどで食べられる秋の風物詩、マローニ・ブリューテの値上げにショックが隠せません。写真は数年前、私がカフェ・ラント...
ピアノとヴァイオリン

「天才」や「神童」より現実的な表現は「本物」とか「プロフェッショナル」という普通の表現だということ

その昔、『うちの息子は「天才」なんです』とあっちこっちで発言して、周りの人の目を点にした親御さんがいましたが、娘の昔の教授に言わせると「天才なんてモーツァルトぐらいよ。バカじゃない?」そんなものです。クラシックを専門に学んだことのない人ほど...
ピアノとヴァイオリン

「楽譜を買う」という当たり前のことがこちらではなんと「まれ」という事実

最近ずっとブログをサボっていたのですが、「書くことは大切。ボケ防止に役にたつ」と言われたので、ちょっと頑張ってみる私です。さて、日本であればピアノやヴァイオリンを習った場合、専門だろうが趣味だろうが、「楽譜」を買うのは当たり前です(よね?)...
ピアノとヴァイオリン

楽しいピアノのレッスン 練習効果を自分で感じる事のできる幸せとチョコレート

コロナ前に高校生だったお嬢さんが、レッスンを再開しました。彼女はご家族に持病持ちの方がいる、ということでコロナ禍は隔離状態を徹していて、レッスンに来れなかった唯一の生徒さんです。コロナ中も彼女の「ピアノ愛」は止まず、ひとりで練習していたそう...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも何でもかんでも「生徒さんからの頂き物」から「頂き物自慢」

SNSで面白い、といっては失礼かもしれませんが、ある投稿が目に止まったので、久々の話題はこれにします。ある先生が「生徒さんから〇〇を頂きました〜」とインスタなどのSNSに投稿し、「そんなことを写真付きで投稿するなんて、非常に下品だ」とか「私...
オーストリア・ウィーン情報

オーストリア 音楽の都「ウィーン」日本から見たイメージの違いは大きい、というお話

SNS等でお会いしたことのない日本の方々とお話して、いっつも思うこと。それがウィーンのイメージです。多くの人が、ウィーンとは「音楽の都」、と感じていて、子供はみな誰でも小さい頃から、みんなピアノやヴァイオリンを習い、それらのレベルも、超高い...
ピアノとヴァイオリン

ピアノのレッスンと日本の音楽教育が最高なポイントはドレミのおかげ、の件

日本人はたぶん誰でも、音楽を専門にしている人でなくても、「ドレミ」ってなんだか知っていると思います。「ドレミ」はほら、「ドレミの歌」とかあるし、それに「ど〜れ〜み〜」って歌える人も多いと思います。これは皆さん、ご存知ないかもしれませんが、素...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、教師からみて「教えがいのある子」とはどんな人たち?

いまさらですが、タイムリーなのでまたこのテーマです。ムスメは、いわゆる「本気組」のヴァイオリンの学生さんを数人教えています。もちろんみんなソリストや海外の音楽大学留学を視野に入れて頑張っています。指導法は、まあ、学生さんのレベルにより違うと...
ピアノとヴァイオリン

ピアノのレッスン「先生、うちでは間違えないで弾けたんです!信じて!!!」

この言葉、特に熱心な大人の生徒さんから本当によく聞く言葉です。「ちゃんと練習したのよ!信じて!嘘じゃないの〜〜〜!!!」よく分かります。私も子供の時に同じことを思ったものです。「うちでは弾けたの!どうして先生のところでは間違えちゃうのかしら...
ピアノとヴァイオリン

ピアノ・ヴァイオリンのレッスンについてのモヤモヤ、について

写真は娘がまだ小さかった時のレッスン用の楽譜です。全て拡大コピーして、厚紙に貼って、レッスンでの細かい指導を全部書き込んで、うちで練習しました。これを何回もコピーし直してレッスンに行くのですが、今はiPadがあるので、この必要もないですね。...
音楽留学のために

イチオシの本のご紹介 ドイツ語版のカーネギー「人を動かす」など音楽界にも通じる教訓

昨日、本のご紹介をしたのに続いて、今日ご紹介するのは本当にイチオシのものです。娘は読書が好きなのですが、お気に入りは、この「Du musst nicht von allen gemocht werden」(みんなに好かれる必要はない)という...
音楽留学のために

ピアノやヴァイオリンのレッスン 日本と欧州で生徒の違うところはどんなところ?

しばし質問されることのひとつに「日本と欧州でのレッスンの様子はどのように違いますか?」、があります。基本的に、日本と外国では生活習慣もメンタリーティーも違うので、それはレッスンにも現れます。どちらが良いとか悪いとかではなく、ただ単に「違う」...
ピアノとヴァイオリン

ピアノ・ヴァイオリン、本気組の練習時間について 私見です

よく質問されるのがこの「練習時間」についてです。そしてアルアルですが「本気組」のご両親が、それとなく探るのが、同年代の子供の毎日の練習時間。「一日に何時間くらいさらうの?」最低何時間、なんて当然わかっていても、他所の子が気になるのは普通のこ...
ピアノとヴァイオリン

大人のピアノは特に呼吸を意識して毎日の練習を行うとばっちり、というおはなし

さて、実を言えば大人も子供もなく、プロだろうがアマチュアだろうが、演奏における呼吸はめちゃめちゃ大切なのですが、今日は大人のピアノ、にフォーカスして書いてみたいと思います。私は大人の生徒さんとレッスンするのがとても好きです。なぜかといえば「...
ウィーン生活

人生ほぼ初めての入院と小手術の体験記 ウィーンにて(3)

先日から人生ほぼ初めての入院と小手術の体験記 ウィーンにて(2)の続きです。音楽に関係ないので、興味のない人はどばしてください。手術が終わって私達の病室に戻ってきたBさんも綺麗なオーストリア人。私よりひとつ年上です。返ってくるなり彼氏(ご主...
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