ピアノとヴァイオリン

音楽家としてどれだけ「事故」に気をつけるか、のおはなし

楽器を専門に勉強し、音楽大学に行くようなレベルになると、演奏、または教える、ということが将来の生業になってきます。 で、演奏家の場合はもちろんですが「弾いて(歌って)なんぼ」弾かなければ収入につながらない、ということです。 はい、スキーに行...
ピアノとヴァイオリン

親が謙虚すぎることは子供にとってどうなんだろう問題。「いやいやいや、私、そう思ってないし」と言われませんか?

「コンクールでうちは賞が取れませんでした。でも良いんです。私はあの子の演奏に感動して涙が出ました。満足です!」みたいな事を親御さんが思っていると想定してみてください。私が子供だったら、どう思うだろう、と考えてみました。 「うん、お母さんが喜...
音楽留学のために

若い時にたくさん学べるありがたさ。多くのアカデミーや音楽祭に参加してみよう

さて、もうムスメもいい歳なので、ブログに親バカ日記〜、なんてやってる感じではないのですが、それでもたまには彼女の様子を書いてみようと思います。 ムスメは現在、スペインのサンタンデールのアカデミーに参加しています。 毎年、世界中から、公開オー...
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ピアノとヴァイオリン

練習のやり方を変えるだけで演奏のレベルがアップするというお話

ピアノでもヴァイオリンでもチェロでもなんでも、各自ある程度の練習の仕方、というものがあると思います。今日は、それを見直してみてちょっと深掘りしたら、演奏のレベルがアップするかも、というおはなしです。 ピアノであれば左右別々にゆっくり練習、そ...
ウィーン生活

ウィーンの夏の様子 どのくらい暑いのか!忘れないうちに書いておく。やっぱり冬が良いかも〜

さて、ウィーンは今夏でとても暑いです(笑) といってもここは基本、一年のうちで暑い時期はとても短いのです。一応、どのくらい暑いのか、忘れないうちに書いておこうと思います。どうせすぐに夏は終わるので。。。 例えば今日の最高気温は32度、最低気...
音楽留学のために

音楽留学・海外旅行などで避けるべきこと「容姿について必要以上に褒めたり感想を述べる」

コロナも消滅し(一応)、観光客も留学も戻ってきました。今日は海外のタブー行動について触れてみたいと思います。 相手の容姿やスタイルにふれること。 これはもう、日本人の、特にオバさんタイプのアルアルです。本人は悪気がありません。無邪気に、フレ...
音楽留学のために

音大生とアルバイト ウィーンの音楽大学生がしているアルバイトは?

*ちいさいですが、中央に写っているのはベートーヴェンの像* 「○○くんが最近新しいアルバイトをみつけたよ」と、娘が言うので、「なに?」と聞いてみると、ウィーンフィルの団員のドッグ・シッターだそう。彼らは高給取りなので、なかなか良いアルバイト...
ピアノとヴァイオリン

あっという間の1周年記念 大人の生徒さんからのありがたいお言葉と薔薇のお花

大人の生徒さんですが、レッスンに可愛いピンクの薔薇を数本、私にプレゼントしてくださいました。 「あら、なんで?誕生日じゃないけれど。。。」と不思議がる私に、 「今日はあなたにピアノを習い始めて、ちょうど1年目の記念日なの。それで、こんなに楽...
音楽留学のために

日本と欧米の音楽大学における門下事情の違いと、教授へのアプローチ方法

日本の音楽大学などでの門下事情と欧米(本当にざっくりですみません)の違いを、ちょっと書いてみたいと思います。 お役に立てば。。。。 欧州、とざっくり書いてしまいましたが、西欧・ロシア圏・アメリカ系の教授で多少の違いはあると思いますが、日本と...
音楽留学のために

留学するのにいちばん大切なことはなんでしょう?それは「食事」さあ、何を食べよう!!!

*パン屋さん、DerMannのチーズケーキシュネッケ。美味しいけれど、こんなものばっかり食べてたらだめ〜(と自分に言っているワタシ)* 昨年から娘の行動範囲がウィーン・スイスだけでなく、スペインにも広がり、海外滞在が非常に多くなっています。...
ピアノとヴァイオリン

「私になんて良いピアノは必要ないの、下手だから、安いモノで充分!」という考えについて

私のところに訪れた、大人でクラシックピアノを始めたいという女性が最初に言った言葉です。正確にいうと、彼女は「中古の安い電子で充分」と言いました。 これを聞いた時「おお、こっち(欧州)でもそう考える人がいるんだ!」と本当に驚きました。 日本の...
ピアノとヴァイオリン

情熱的な大人の生徒さんが綴るピアノ練習日誌 偉いよ〜〜〜!

私の生徒さんたちは、特に大人の生徒さんですが、本当に優秀です。 ピアノを弾くことが好きで、その為に楽しんで練習する毎日です。好きこそ物の上手なれ、を実践している人たちばかりです。 あるとても熱心な大人の生徒さんのお話です。 私は彼女に「暗譜...
音楽留学のために

出たいコンクールを選ぶときに審査員の顔ぶれに注目することもたまには助けになるかも、というお話

しつこいですが、私は日本のコンクールについては全く知識がありません。 よって、私が書く事すべて、日本のコンクールには該当しない、と思って読んでくだされば助かります。 さてさて、私が今日書くのは「審査をする人間は、必ずしも全員が万能でも神でも...
ピアノとヴァイオリン

演奏家はアスリートと同じ。大切な本番に備えて身体を整えることの大切さについて

みなさん、学生時代にコンチェルトを全楽章、人前で演奏したことがありますか?ソナタでもいいや、全楽章です。 ヴァイオリンなどの弦楽器の人は、普通にあると思いますが(それでも日本だと全楽章をというのはちょっと難しいかも)ピアノとなると、私の時代...
ウィーン生活

地震のない都市、ウィーンでも非常事態に備えなければいけない、と思った昨日のブラックアウトの件

まあまあ、驚きましたよ。 昨日、夜の10時頃、いきなり電気が全て消えました。「やだ、うちだけ?」と思ってスタジオ外の通りに出てみると、うちの建物、迎えの建物をはじめ、数軒の電気がついていません。幸い、道路の電気はついているのですが、建物の窓...
ピアノとヴァイオリン

ピアノ(場合によってはキーボード)購入の際にはピアノの先生に相談することを絶対にオススメします。追記ヴァイオリンも

これはもう、本当にお願いしたいことです。 もう昔の話になりますが、うちに習いたいと言ってやってきた子は、家にキーボードを持っていました。親御さんが、お嬢ちゃんにピアノを習わせようと思い、まず先生を探す前に中古のキーボードを買ってしまったので...
ピアノとヴァイオリン

ピアノのレッスンでのトラブル(1)きちんとした距離感が大切、敬語で話そう、のお話

今日は、ピアノのレッスンでありがちなトラブルを避けるため、私が気をつけていることを書いてみたいと思います。世の中には星の数ほどの種類の教師と生徒がいて、そのケースも数えきれないほどあると思いますので、あくまで「私の場合」ですが、ご参考になれ...
音楽留学のために

音楽留学とアルバイトについて アルバイトすることは可能?そしてその弊害と欠点

オーストリア 音楽留学中にアルバイトをするということ アルバイトをしなければ生計がたてられない学生 日本の音大生のイメージは、私が日本にいた昭和の時代は女の子ならお嬢様、男の子ならばおぼっちゃま、の時代でした。裕福で優雅なイメージです。しか...
音楽留学のために

ピアノ・ヴァイオリンで音楽留学するには、どのくらいのレベルが必要なの?の件

ヴァイオリンやピアノで音楽留学するのには、いったいどのぐらいのレベルが必要なのでしょうか? ウィーン国立音楽大学のヴァイオリン、演奏科(Konzertfach)を例に挙げ、私の考えで書いてみます。 この質問は、生活費などの質問の次に、とても...
音楽留学のために

オーストリアに留学すると、日本の音大に通うよりも本当に安くなるのでしょうか?安いから留学するという選択について

これは、2021年に書いたものなのですが、かなり状況も変わっているので書き直してみたいと思います。 ウィーンに留学したら、月にいくらくらいかかるのでしょうか?というテーマで以前書いたことがありますので、興味のある方はそちらもご覧になってくだ...
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