ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、どうしても出来ない曲があったら一旦あきらめよう、というお話

以前、ある大学生の生徒さん(ピアノは趣味)がいらした時に「どうしてもこのショパンのスケルツォが弾けるようにならないの」と残念そうに私に言いました。「大好きでブランク中(ピアノを先生に習っていなかった期間)挑戦してたんですけどね、弾けないの。...
ピアノとヴァイオリン

稼ぐということを目的にしたピアノのレッスン どうしたら稼げる?本当に稼げる人になるには何をするべき?

私の思う答えを言いますと、「勉強を続けること」です。実際には「練習をし続けて、レッスンやマスタークラスに通ったり聴講したりして、自分の実力を上げること」「そしてそれを第三者に正しく伝える能力を身につけること」です。これ以外にはありません。 ...
音楽留学のために

せっかくマスタークラスに来ているのだから、レッスン中は言われた事を直してみよう

これまで沢山のマスタークラスを見てきて思うことです。 せっかくマスタークラスに参加しているのに、教授が指示した事をやらない学生さんがいること、これは本当に不思議です。 「やろうと思ってももうできないのか?」それとも「教授の指示が好きでないか...
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音楽留学のために

ルッキズムじゃないけれど、演奏家は最低限の見た目を意識したほうが、結局はお得というおはなし

日本からのお嬢さまたちやおぼっちゃまたちはとてもおしゃれで清潔、変な人は滅多にいません。 しかしながら、こちらに長年住んでいると、多くの国の学生たちを目にするので、今日のお題のような感想も言いたくなってきます。 「えー、もう少しこう、普通の...
音楽留学のために

海外のマスタークラスに参加する時、みんな楽譜はどうしている?

さて、これから私が書くことは普通に行われている事実なので、著作権がどうとかそういうことで反応しないでください。別にこの方法を推薦しているわけではありませんし、普通に、こちらではこうですよ、というお話です。日本の場合はどうなのか、残念ながら知...
ピアノとヴァイオリン

手や腕を痛めない為の練習のヒント 譜読みの段階から気をつける

試験やコンクール、プローべシュピールだなんだかんだで真剣に練習して、腱鞘炎やばね指、その他もろもろのトラブルを経験した人はかなりの数だと思います。 たとえ正しい演奏法で練習していたとしても、休みなしでさらい倒したりすれば腕や手に支障が来るの...
音楽留学のために

ピアノでもヴァイオリンでもなんでもいいんだけれど「プロフェッショナルにやってる」ってどういう意味?

ムスメが昔お世話になったウィーンの音大予備科(当時は19歳以下は全部予備科だった)のウクライナ出身の教授はとても優秀で子供達はみんな立派に演奏していました。 その中の子供達がよく言っていた表現に 「ああ、あの人(子)はプロフェッショナルに勉...
音楽留学のために

インターナショナル・サマーアカデミー2023年inザルツブルク 救急病院へ行ったよ

ある朝のことです。 娘が泊めてもらっているアパートの小さい階段で、私はちょっとバランスを崩しました。 「おっとっと〜!」という感じ。幸いに転ぶことはなく、ちょっと右足首を捻った感じです。 「あーあ、ダサい!ダサい!」と思いつつ、ぴょんぴょん...
音楽留学のために

インターナショナル・サマーアカデミー ザルツブルクを終えて

あっという間の2週間でした。 多くの変更があり、慌ただしくはありましたが、多くの人との再会、新しい人との出会い、ムスメのレッスンやピアノのレッスン、全体的に見て楽しい時間でした。 今ウィーンに帰ってきてホッとしています。 モーツァルテウム音...
音楽留学のために

いつか留学を希望するのであれば、やっぱりマスタークラス参加は第一歩というおはなし

引き続きアカデミーの話題です。 以前にも数回書いていますが、留学を希望するのであれば、このような大きなマスタークラスに参加して教授と知り合い、そして繋げていくことがとても有効となります。 以下、普通の参加ではなく、留学したいと希望する人へ向...
ピアノとヴァイオリン

インターナショナル・サマーアカデミー ザルツブルク途中経過

今週は恒例のインターナショナル・サマーアカデミーの為、ウィーンとザルツブルクを行ったり来たりしています。 なので全然ブログが書けないのですが、それでも今は汽車の中で書いています。 アカデミーの様子をちょっとだけ書いてみます。 娘が超多忙で凡...
ピアノとヴァイオリン

ピアノをたくさん練習しているのに上達しない件について 私の暗い過去。。。

*今日の写真はウィーン、Mölker Basteiにあるベートーヴェンの家* 私の子供の時の悲しいお話をします。 私は中学生くらいから、かなりのピアノ狂になり、相当量の練習をしていました。 うちはクラシックを聴くような家庭ではなかったのです...
ピアノとヴァイオリン

ザルツブルクのサマーアカデミー:成長と変化の軌跡 時代が変わるとアカデミーも変わるよ

早いものでもう8月1日ですね。 あっという間に7月が終わっちゃった。 完全な形ではありませんが、私は今ザルツブルクに滞在中です。 そう、前述したザルツブルクのサマーアカデミーに来ています。 数年前はインターネットでの動画オーディションがなか...
音楽留学のために

インターナショナル・サマーアカデミー・モーツァルテウム2023年のご案内

さて、早いですね〜。もう、あちらこちらの夏のマスタークラスが開催されています。 毎年ご紹介している、オーストリアはザルツブルク、モーツァルテウム音大で行われるインターナショナル・サマーアカデミー2023年も開催されています。 娘はブロン先生...
ピアノとヴァイオリン

ヴァイオリンの基礎 ときおり、ステージママは良い指導者だという件

*コロナ禍で娘が生徒ちゃんように駒を調整してもらったときに、面白がってマスク姿で撮った写真。いつも感じの良いウィーン楽友協会隣にあるウィーンフィル・御用達の工房、Ramsaierにて* ピアノのことばかり書いているので、たまにはヴァイオリン...
ピアノとヴァイオリン

ピアノに向いていない子、とはどんな子供?そんな子いるの?

「ピアノ」という言葉をGoogle検索にかけると、続く候補の名詞が自然に上がってくるのですが「ピアノ」に続いて「向いていない子」というのが出てきました。 こうやって出てくる、ということは多くの人がこのワードで検索をかけているわけで、ググって...
ピアノとヴァイオリン

ピアノの生徒さんからの提案は時にして目からウロコ シュランメル・ムジークって知ってますか?

大人の生徒さんと楽しくレッスンをする日々が続いています。 レッスンが終わり、彼女が「あのね、ちょっとしたアイディアなんだけれど、簡単なウィーンのワルツみたいなものを弾いてみたいと思うの。もちろん、私に難しかったら全然いいんだけれど、どう思う...
ウィーン生活

住むのにクオリティーの最も高い街はウィーン(しかも数年連続)

昨日は「ウィーンは世界で最も不親切な街のひとつ」という悲しい記事を書いたので、今日は良いところを書いてみようと思います。 ウィーンはもう何年も「居住するにあたってとてもクオリティの高い街ランキング」に名を挙げているのです。 これは、犯罪や物...
ウィーン生活

不親切な街ウィーンで旅行する際のポイントとは?

世界でいちばん(外国人に対して)不親切な都市のひとつにウィーンが選ばれたことは以前にもお話ししました。そして同時に、世界で最も住みやすい都市のひとつにも選ばれています。 35年以上ここ、ウィーンに住んでいる私には「(外国人に対して)とても不...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、ステージマナーあれこれ 素敵にスマートにこなすコツは?

以前にも何回か書いていると思いますが、ステージマナーのお話です。 「本気組」の子供たちが集まる門下では、ステージマナーについても初めから、かなりしっかりと指導を受けます。ムスメが指示したウクライナ出身のヴァイオリン教授の元では、子供たちはし...
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