2023-08

ピアノとヴァイオリン

生徒にピアノのレッスンで教えておくと、後々感謝される絶対イチオシの曲はなんでしょう?

はい、答えは簡単です。みんなが知ってる、簡単なアレ「ハッピーバースデー」です。 しかしながらこの曲は、別にピアノの教本に出ている典型的な曲でもないし、なかなか教える機会もないと思います。どうしてこんなことを今日書いているかというと、今週レッ...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも「うちの子、うちで全然練習しないんですけれど、どうしたらいいですか?」

ご存じ、熱心な親御さんが、絶対にいう言葉のナンバーワンです。 私もヴァイオリンではありますが、ムスメが子供の頃先生に、それはもう、何万回も言った言葉です。 結論、私の場合でありますが、趣味であれば、別におうちで毎日2時間とか練習しなくて良い...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、正しい努力は報われるという現実と自分の直感を信じることの重要性

*今日の写真は、ウィーン国立歌劇場* 趣味で楽器を楽しんでいる方々、そしてプロフェッショナルとして切磋琢磨している方々、多くの人が日々、努力を積み重ねていると思います。楽器の教師としても同じこと、ご自分で全く演奏をしないで(コンサートをする...
ピアノとヴァイオリン

ピアノの先生の皆さん「体験レッスン」を無料で提供していらっしゃいますか?私はNo。

日本でピアノの先生をやっているお友達数人とお話しして、以前話題に上がった件です。 ピアノの先生のみなさま「体験レッスン」を無料でなさっていますか? 自分のことから話すと、よっぽどの例外でない限り(異常なほどお世話になった人の紹介など)私は無...
ピアノとヴァイオリン

ヴァイオリンの楽譜 というものについてちょっと とてもプライベートで個人の領域だという件

今日はヴァイオリンの楽譜のお話です。 ヴァイオリンでは、「ねえ、あなたの楽譜、コピーさせてくれない?」ということがしばしおきます。なぜでしょう? ピアノでは皆無ですね。まず、ピアノはどんな曲でも延々と長く、コピーするという考えさえも浮かばな...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、教師側からも生徒も、人と比べるのはやめようというおはなし

*写真はザルツブルク、モーツァルテウム音大ちかくのカフェのカフェラテ* 言いたいことは、本当に今日のお題通り「人と比べるのをやめたら、人生楽になる」というお話です。 別に音楽をやっていなくても、人から『カッコ良い』とか『羨ましい』、と思われ...
ピアノとヴァイオリン

ピアノでもヴァイオリンでも、どうしても出来ない曲があったら一旦あきらめよう、というお話

以前、ある大学生の生徒さん(ピアノは趣味)がいらした時に「どうしてもこのショパンのスケルツォが弾けるようにならないの」と残念そうに私に言いました。「大好きでブランク中(ピアノを先生に習っていなかった期間)挑戦してたんですけどね、弾けないの。...
ピアノとヴァイオリン

稼ぐということを目的にしたピアノのレッスン どうしたら稼げる?本当に稼げる人になるには何をするべき?

私の思う答えを言いますと、「勉強を続けること」です。実際には「練習をし続けて、レッスンやマスタークラスに通ったり聴講したりして、自分の実力を上げること」「そしてそれを第三者に正しく伝える能力を身につけること」です。これ以外にはありません。 ...
音楽留学のために

せっかくマスタークラスに来ているのだから、レッスン中は言われた事を直してみよう

これまで沢山のマスタークラスを見てきて思うことです。 せっかくマスタークラスに参加しているのに、教授が指示した事をやらない学生さんがいること、これは本当に不思議です。 「やろうと思ってももうできないのか?」それとも「教授の指示が好きでないか...
音楽留学のために

ルッキズムじゃないけれど、演奏家は最低限の見た目を意識したほうが、結局はお得というおはなし

日本からのお嬢さまたちやおぼっちゃまたちはとてもおしゃれで清潔、変な人は滅多にいません。 しかしながら、こちらに長年住んでいると、多くの国の学生たちを目にするので、今日のお題のような感想も言いたくなってきます。 「えー、もう少しこう、普通の...
音楽留学のために

海外のマスタークラスに参加する時、みんな楽譜はどうしている?

さて、これから私が書くことは普通に行われている事実なので、著作権がどうとかそういうことで反応しないでください。別にこの方法を推薦しているわけではありませんし、普通に、こちらではこうですよ、というお話です。日本の場合はどうなのか、残念ながら知...
ピアノとヴァイオリン

手や腕を痛めない為の練習のヒント 譜読みの段階から気をつける

試験やコンクール、プローべシュピールだなんだかんだで真剣に練習して、腱鞘炎やばね指、その他もろもろのトラブルを経験した人はかなりの数だと思います。 たとえ正しい演奏法で練習していたとしても、休みなしでさらい倒したりすれば腕や手に支障が来るの...
音楽留学のために

ピアノでもヴァイオリンでもなんでもいいんだけれど「プロフェッショナルにやってる」ってどういう意味?

ムスメが昔お世話になったウィーンの音大予備科(当時は19歳以下は全部予備科だった)のウクライナ出身の教授はとても優秀で子供達はみんな立派に演奏していました。 その中の子供達がよく言っていた表現に 「ああ、あの人(子)はプロフェッショナルに勉...
音楽留学のために

インターナショナル・サマーアカデミー2023年inザルツブルク 救急病院へ行ったよ

ある朝のことです。 娘が泊めてもらっているアパートの小さい階段で、私はちょっとバランスを崩しました。 「おっとっと〜!」という感じ。幸いに転ぶことはなく、ちょっと右足首を捻った感じです。 「あーあ、ダサい!ダサい!」と思いつつ、ぴょんぴょん...
音楽留学のために

インターナショナル・サマーアカデミー ザルツブルクを終えて

あっという間の2週間でした。 多くの変更があり、慌ただしくはありましたが、多くの人との再会、新しい人との出会い、ムスメのレッスンやピアノのレッスン、全体的に見て楽しい時間でした。 今ウィーンに帰ってきてホッとしています。 モーツァルテウム音...
音楽留学のために

いつか留学を希望するのであれば、やっぱりマスタークラス参加は第一歩というおはなし

引き続きアカデミーの話題です。 以前にも数回書いていますが、留学を希望するのであれば、このような大きなマスタークラスに参加して教授と知り合い、そして繋げていくことがとても有効となります。 以下、普通の参加ではなく、留学したいと希望する人へ向...
ピアノとヴァイオリン

インターナショナル・サマーアカデミー ザルツブルク途中経過

今週は恒例のインターナショナル・サマーアカデミーの為、ウィーンとザルツブルクを行ったり来たりしています。 なので全然ブログが書けないのですが、それでも今は汽車の中で書いています。 アカデミーの様子をちょっとだけ書いてみます。 娘が超多忙で凡...
ピアノとヴァイオリン

ピアノをたくさん練習しているのに上達しない件について 私の暗い過去。。。

*今日の写真はウィーン、Mölker Basteiにあるベートーヴェンの家* 私の子供の時の悲しいお話をします。 私は中学生くらいから、かなりのピアノ狂になり、相当量の練習をしていました。 うちはクラシックを聴くような家庭ではなかったのです...
ピアノとヴァイオリン

ザルツブルクのサマーアカデミー:成長と変化の軌跡 時代が変わるとアカデミーも変わるよ

早いものでもう8月1日ですね。 あっという間に7月が終わっちゃった。 完全な形ではありませんが、私は今ザルツブルクに滞在中です。 そう、前述したザルツブルクのサマーアカデミーに来ています。 数年前はインターネットでの動画オーディションがなか...
スポンサーリンク