音楽留学と演奏生活

音楽留学と演奏生活

ピアノの先生方へ質問です。生徒さんの楽譜に、消しゴムで消せない赤鉛筆で書き込みますか?

*「小さな嘆き」、どころか「大絶叫」のような朱色の書き込み。もっとすごいものもありますが、載せるのはショックなのでこの程度にしておきます。想像するにg-mollを理解していなかったのだと思いますが、「まずは音階を教えなさい」、と当時の教師だ...
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ピアノやヴァイオリン 自分にあった先生/教授とは?冷静に考えて判断することも大切だというお話

例えば、留学をしたいな、と思ったら、行きたい国や憧れの音楽大学を目指して計画を立てる、という人も多いと思いますが、本当に大切なのは「教授」です。「教授」を選ぶ時に、雰囲気やネームヴァリューだけでターゲットにしてしまうと、後から後悔することに...
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夏休みが近くなると、子供たちもハードでつかれてるので、作曲してお遊びすると良いよ、というお話

お題通りです。今日レッスンした、13歳男子と14歳男子、ひとりは肘に、もうひとりはひざ小僧に大きな絆創膏をつけてレッスンに来ました。「まあ、いったいどうしたの?」と聞くと、ひとりはテニスで、ひとりはサッカーですっころんだそうです。2人ともす...
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他人(じゃないけど)を意識しないでピアノを習うのは難しいの?身近にいるライバル(?)について

しばらくご無沙汰になっていた大学生の生徒から連絡があり、久しぶりにレッスンをしてほしいということで彼女は家にやってきました。コロナがあったり、大学の勉強が忙しかったりでレッスンが開くこと約半年。元々、ピアノは好きだけれど全くの趣味、そんなに...
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クラシックの演奏家と外見の話 もっとハッキリ言うと、美容整形はやっぱり有効?

最近、海外に住む知り合いの若い演奏家が断然美しくなりました。これはもう、お化粧だとかダイエットを超えた効果で、またそれが超自然。今の美容整形の技術はかなり進歩したと思います。さて、クラシックの演奏家も、やはり外見が良い方がよいのでしょうか?...
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暗譜が苦手ってどういうこと?暗譜は出来なければいけないの?暗譜ができないのは悪いこと?

私の考えの結論は「その人の置かれている立場によって違うので、一概に悪いだとか、絶対にするべきだとか言えない!」ということです。例えば、プロだったら(面倒なのでざっくり表現しますが)やって当たり前、出来て当たり前です。譜読みが終わって、暗譜も...
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オーストリアとオーストラリア 何年経ってもまちがえる人は爆発的に多し、の件

以前、クラブハウスの全盛期の頃「オーストリアからホニャララ。みんなで話そう!!」的なタイトルのついたルームがあったので、喜んで入ってみたら、なんか様子が違う。それぞれの方のプロフィールを見たらどうも、「オーストラリア」っぽい。あ〜アルアルだ...
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「楽譜が読める」ということを間違って解釈してしまう素人の親御さんの心配と説明する大切さ

趣味でピアノを習っている13歳男子。彼は私のところに来てから、弾くことが大好きになってくれて、私も彼も毎回のレッスンがとても楽しく、親御さんも大変満足してくれています。ある日、お父さんからメッセージが届きました。「ダニエル(仮名)はどうやら...
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もっとたくさん練習してくる、レベルの高い生徒が欲しい!と思う人の望みを叶えるには?

ウィーンでの話です。日本のお話ではありません。ここ、オーストリアで、あるヴァイオリン教師がわたしにこう言いました。「もっとレベルの高い生徒が欲しい!!!ウィーンの街の子供たちは全然練習してこないし、親も全然協力的じゃない。こんな街の音楽学校...
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まったく一人きりの状態で、集中して練習できるありがたさとその効率の良さについて ひとりが好き!

私はもともと人と一緒に暮らしたりとか、いつも誰かと一緒、という状態がかなり苦手な人間です。だから結婚して、他人と一緒に暮らすなんてもう、絶対に無理な話です。「ひとりだと寂しくて食事が出来ない」とか「孤独は耐えられない」という友人がいますが、...
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ウィーン古典派は楽譜に忠実に、そして勝手にアレンジしないことを愛するウィーンの巨匠たち

ふと思い出したので書きます。娘がまだ、ティーンエイジャーだった頃、ウィーンで一番有名なオーケストラの(笑)コンサートマスターのレッスンを数回お受けした事があります。ウィーンの巨匠大先生です。色々なものを見ていただいたのですが、ピアノを弾く私...
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オーストリアの音楽大学で、室内楽の単位をクリアするのは、なぜ、こんなにも難しいのか、の件

*写真はお天気の朝のウィーンのオペラ座です*日本から来た学生さん達同様、うちの娘も同じ難問に遭遇することが多々あります。それは何かというと、こちらの音楽大学で取らなければいけない「室内楽」の単位です。初めから、とても仲の良い気の合う仲間と室...
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海外留学で教授とあわない 自分の思いをハッキリと、しかし穏やかに伝えるコミュ力の大切さについて

もう数年前の話です。とても真面目な留学生が、オーストリアの某音楽大学の担当教授との関係で悩んでいました。日本の音大での話ではありません。その担当教授は、良かれと思って色々アドヴァイスをしてくれるのですが、それが彼女には「死ぬほど苦痛」でした...
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ウィーン国立音楽大学(MDW)ウィーン私立音楽大学(MUK)の門下クラスコンサート等のご紹介

ウィーンの音楽大学のクラスコンサートとは?体験から語る魅力と実態写真はウィーン国立音楽大学のキャンパス。緑が多く、素晴らしい環境です。今日は、ウィーンの音楽大学の大きな魅力のひとつ「クラスコンサート」についてご紹介したいと思います。クラスコ...
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ウィーンの音楽大学で学位を取得するということ 学士・修士 合計最低6年 アカデミックタイトルとは?

これは以前に書いたものなのですが、大切なことなので再度、書き加えてアップします。留学予定の方、現在ヴァイオリンのKonzert Fach(演奏家コース)に在籍している人の参考になればと思います。さて、現在私の娘はウィーン国立音楽大学の「マス...
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ウィーンの音楽大学で学ぶ事の利点とは?思いつく点を5つほど挙げてみました

これもよく質問をいただく内容ですが、具体的に「オーストリア音楽留学をするとどんな良いことがあるのでしょう?」さて、思いつくことから書き上げてみましょう。尚、私は30年以上前に日本の音大で学びました。現在の日本の音楽大学の事情について全く知ら...
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クラブハウス「音大卒クラシック本気組協会」のご紹介

今日は日本のピアノの先生で私のお友達である古川雅子先生の立ち上げたクラブハウスのクラブをご紹介したいと思います。クラブハウスはすっかり下火ですが、それでも複数の人と話すのにやはり便利なツールです。クラブ名は「音大卒クラシック本気組協会」リン...
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自分の思う事を素直に実行する勇気を持とう。ピアノの先生が「その」生徒さんをとるかどうか問題

昨年爆発的に人気になったクラブハウス以来、たくさんの日本のピアノの先生たちとお話をする機会があり、日本のピアノやヴァイオリンのレッスン事情、お教室運営や親御さんや生徒さんとのやりとり云々、心から驚くこと、感心すること、勉強になることを経験さ...
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海外に出ようと思ったら、ちょっとだけ勇気を出して飛び込んでみよう。結構それは簡単だったりする話

例えば、「留学したいな」と思ったり、「海外のマスタークラスに参加してみたいな」と思ったり、音楽をやっていればそう考える事は誰にでもあると思います。でも結局は「ああ、英語ができないからダメだわ」とか「お金がないから無理ね」と諦めてしまう人はと...
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音楽大学でのパワハラ・セクハラ・ジェンダー問題について 被害にあったら相談できる、ウィーン国立音楽大学の機関のご紹介

結論から先にいうと、被害にあったと確信したら、泣き寝入りせず、行動を起こすことが大切です。自分が不快に思ったら、それはもう被害にあったということです。オーストリアの大学には、それに対処する部門がきちんとあります。どうぞ足を運んで相談してみて...
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