音楽留学と演奏生活 海外のマスタークラス等で教授に「ダメ出しをされた」と感じたら「お金を払って参加してよかった」と喜びましょう! 今日は「趣味」ではなく、「専門」における、マスタークラスなどでのお話です。私がマスタークラスなどの通訳をして毎回見る光景で、本当に不思議だと思うことがあります。それは、レッスンで教授が日本人の学生さんに沢山の指導をすると、その多くの学生さん... 2023.05.24 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 譜読みのコツ(2)ピアノやヴァイオリン、はじめての曲を始める時、さあ、どこから手をつけますか? 新しい曲を始める時、あなたはどこから手をつけますか?はじめっから両手でいきなり、という方もいると思うし、左右別々に、など色々だと思います。そしてこれはもう、その人のレベルによって全然変わってきます。音大を卒業して、かなりの曲をこなしてきた人... 2023.05.23 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノ譜読みのコツ(1)あなたの目はきちんと楽譜を追っているか?とコンタクトレンズのおはなし 今日のお話は、全く初心者の人よりも、中級以上の、ある程度譜面がスラスラ読める人以上にあてはまるかもしれません。「あーあ、譜読みが遅いわ、いやんなるわ」と思っていらっしゃる方、ピアノから離れて、もっと違う観点で考えてみてください。そのポイント... 2023.05.22 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノでもヴァイオリンでも好きなものばかり弾いて(練習して)いたら残念というおはなし 思い起こせばもう数十年前、私は子供時代になんてまあ、沢山の好きでもない曲を弾いていたんだろうと思います。当時の日本では、ピアノの先生に「この曲は嫌いです。やりたくない」なんて口が裂けても言えません。与えられたものを、「やらなければいけないも... 2023.05.21 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノともヴァイオリンとも直接関係ないのだけれど「良い人間」であることは素晴らしいというおはなし ムスメ関係で交友が始まったあるご夫婦のお話です。表現の仕方がわからないので「良い人間」と書いたのですが、本当にどう表現していいかわからない、とにかくこの人達がとても「良い人達」なのです。そして、そのご夫婦の周りのご友人達も「良い人達」具体的... 2023.05.19 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 大人のピアノ クラシックピアノの「独学」はありか、なしか問題 私にとっては、なし 子供の頃にピアノを習っていて、大人になって再開したくなった、もしくは、全くピアノを触ったことがないのだけれど、始めたくなった!と思い立った場合、どうしますか?あなたが特に、全くのピアノ初心者の場合、私は独学ではなく、きちんとした先生に習うこ... 2023.05.18 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 面倒くさい子供でも、時間が経つと変わるので面白い、というおはなし その男の子が一番初めにうちに来たのは、約4歳の時でした。日本の子供は2、3歳であっても芦田愛菜ちゃん(さん)さながら、頭が良くて、おしゃべりも大人顔負け!という子がいますが、こちらでは(とざっくり言って良いのかも疑問だけれど)子供はまだまだ... 2023.05.17 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 人に「教える」ということは、自分が成長できるありがたいチャンスである事を忘れないこと そのものずばり、お題通りです。それがピアノやヴァイオリンでなくても同じです。大昔の話です。私がサラリーマンだった頃、当時のある上司が、自分があるファイナンスの資格試験に合格する為、毎朝ミーティングで私達にレクチャーをしました。名目は、「会社... 2023.05.16 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 理想のピアノ・ヴァイオリン教師とはまるで理想の上司とそっくりな件について *写真は本文と関係ないけれど、ムスメとランランさん昨日は音大の教授試験を見ての「理想の教授とは」でしたが、昔書いたものをちょっと引っ張り出してきました。私はピアノの教師ではあるものの、一般の企業で働いた経験もあります。なので、「理想の上司」... 2023.05.15 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノやヴァイオリン、教師に必要なスキルとは?音大教授試験を見て学ぶこと ウィーン国立音楽大学は国立であるため、ほぼすべての試験は公開で行われます(これは音大の事務局が私に言ったので本当)私が喜んで足を運ぶのは、ヴァイオリンの教授の試験です。まずは自分の演奏、30分。そして2人の違う生徒のレッスンをします。合計2... 2023.05.14 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 他人を尊重する時代の到来?他人を尊重すれば、自分も尊重されるようになるというお話 昭和の時代と違い、今は「人と自分を比べることはやめよう」という考えが広がっています。昔は「あの人に負けるな!」とか「誰よりも我慢する事が美徳!!」といった価値観が賞賛されましたが、現代ではこれらを全て受け入れることは問題視されます。さらに「... 2023.05.13 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノが上手く見える人はどこが違うのか?鍵盤と手のフィッティング関係の大切さ これは大人になってからピアノを始めた人から良く聞く言葉です。「一生懸命に毎日練習して、頑張ってるんだけれど、自分の演奏を録画にとってみると、なんかこう、ダサいんです。。。」なぜ「ダサく」見えてしまうのか?どうして「カッコよくみえないんだろう... 2023.05.12 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 今更ですが、「留学のすすめ」外に出て多くの経験を重ねると、やっぱり楽しい、というお話 娘は現在ウィーンからマドリードに留学中です。私のように東京からウィーンという距離に比べれば、たった2時間のフライトで何が留学だよと突っ込みたくもなりますが、まあ、一応留学です。生まれて初めてひとり暮らしを経験し、違う言語の中で、違うメンタリ... 2023.05.11 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 日本で愛される「バリバリ弾く」について、ちょっと考えること 日本(アジア)と欧州の好まれる傾向の違いについて私見 「あの人って、何でもバリバリ弾けるのよ!」「あ〜、早くショパンの木枯らしエチュードがバリバリ弾けるようになりたい!」「バリバリ弾けてカッコいい!!!」こういう言葉を日本ではいつも耳にしてきたし、私も日本に居たときは普通に言っていたと思います... 2023.05.10 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 私のピアノの生徒さんの記憶力のお話 なんでそんなに覚えられるの?みなさん優秀! わたしのピアノの生徒さんは、本当に例外なしにみんな「頭が良い」です。いわゆる、ざっくりと「子供」の生徒さんは、私と譜読みや部分練習をしている間に、さっさと暗譜しちゃうから「次までに暗譜しておいてね」なんて言ったことないし、ティーンエイジャー... 2023.05.09 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノ・ヴァイオリンの練習のお友達 メトロノームはお嫌い? 写真は娘のメトロノーム。昔はよく、練習中に大バトルをして、ブン投げて、壊して、買ってを繰り返していましたが、今はそれも懐かしい(?)思い出です。メトロノームさん、心からごめんなさい。幸い、今はもう、何年も新しいメトロノームを買っていません。... 2023.05.08 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 音楽家と美食 食べることが好きな人はピアノやヴァイオリンも上手という件について これは、本当に絶対にそう!と言いたいのは、私が食いしん坊で食べることが大好きだからです。という自分勝手な解釈は別にしても、私の周りの音楽家で美食家が多いのは事実です。「食べることに興味がない」とか「食べること自体が面倒くさくて」という人は、... 2023.05.07 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 大人のピアノ 例えば、「暗譜はできない!」と思いこみ、決めつけるのはやめよう。きっとできるかもよ。 プロであっても、大人になってから新しいことを始めるのは「歳のせいで無理だ!!!」と思い込み、決めつけている人は、結構います。ある、もうかなり昔に引退したコレペティの先生は「絶対に新しい曲はやらない!(なぜなら歳を取っちゃってできないから)と... 2023.05.05 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノのレッスン、親御さんが本当に望んでいることはなんでしょう?の件 いろいろな親御さんがいるのですが、それはズバリ、「子供がピアノを楽しそうに弾いていて、幸せなこと」だと思います。コンクールで勝たせたいだの、他の子より少しでも曲が進んでいたいとか、そう言う考えもありますが、根本はやっぱりこれでしょう。こんな... 2023.05.04 音楽留学と演奏生活
音楽留学と演奏生活 ピアノのテクニック オクターブはこうやって練習してみたら弾ける様になるかも、のお話 弾けないところ、覚えにくいところ、そんな所はちょっと時間をかけたり、工夫をするだけであっという間に弾けるようになってしまう一例です。さっきうちにレッスンに来た12歳女子の話です。ちょうど、右手がオクターブ連続で、左手が伴奏的な曲をやっていま... 2023.05.03 音楽留学と演奏生活